上原晋

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上原晋(うえはら すすむ、1918年 - 2015年 )は、ラックス株式会社(現ラックスマン)の元開発担当常務[1]

経歴[編集]

経歴は以下のようになっている[1]

  • 1918年 兵庫県 宝塚市生れ
  • 1939年 株式会社錦水堂入社 
  • 1952年 OY-15型出力トランス (OYシリーズ出力トランスが大阪デザインハウスの'61年度最優秀賞受賞)
  • 1958年 MA-7Aモノラル真空管アンプ、6CA7の採用と高圧回路を採用して60wのハイパワーを実現した。1971-1974年頃、勤務のTim de Paraviciniが絶賛した回路[2]
  • 1961年 株式会社錦水堂社名をラックス株式会社と改称
  • 1961年 SQ-5A→SQ-5B プリメインアンプ 6BQ5PP、初のプリメインアンプ。ラックス独自のトーンコントロール回路採用
  • 1962年 SQ-65 プリメインアンプ、モーショナルフィードバック(MFB)回路を内蔵 ラックスで特許取得 
  • 1968年 SQ38F プリメインアンプ(78,000円)50CA10PP SWノブメタル、タンノイⅢLZのSPとのセットが黄金の組みわせと称された
    • SQ505 大阪デザインハウスの最優秀デザイン賞 上原氏のデザイナーとしてのデビュー作 
  • 1983年 LX38u プリメインアンプ(300,000円)50CA10PP SWノブ富士山型メタルノブ、上原晋氏最後の設計。 

脚注[編集]

  1. ^ a b [世界のオーディオ ラックス (1975年) (世界のオーディオ ハイ・ファイコンポーネントシリーズ〈1〉) ]
  2. ^ Tim de Paravicini

関連項目[編集]

参考資料[編集]

  • [audio amigo - Volume1.1994 オーディオを離れて 上原 晋]
  • [audio amigo - Volume1.1994 オーディオ随想談やりたい事・やった事・好きな球上原 晋]
  • [audio amigo - Volume2.1996 連載 音壇回想録 永井 潤]
  • [audio amigo - Volume2.1996 音壇回想録(2) 永井 潤 ]

外部リンク[編集]