三文小説

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三文小説(さんもんしょうせつ)は、安価で低俗な小説を指す蔑称[1]三文自体に、安価・粗悪などの意がある。

下記に挙げる通り、パルプ・マガジン(パルプ・フィクション)など、日本以外での安価で低俗な大衆小説を指して、三文小説と意訳される場合がある。

  • チャップ・ブック - イギリスにおいて15世紀から新聞や下記ペニー・ドレッドフルが登場するまで流行った安価な書籍(小説とは限らない)の総称
  • ペニー・ドレッドフル - 19世紀イギリスで1ペニーで定期刊行された大衆小説の総称
    • ハーフ・ペニー・ドレッドフル - 上記に由来して19世紀末に登場した価格が半ペニーだった同種の雑誌の総称
  • ダイムノヴェル - 19世紀後半にアメリカで10セント(1ダイム)で定期刊行された大衆小説の総称

作品名としての「三文小説」[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]