滑稽本

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滑稽本(こっけいぼん)は、江戸時代後期の戯作の一種。読本草双紙とともに、俗文学の一種。

談義本を継いで生まれたおかしみのある話。物語性を重視し漢語がちりばめられた読本に比べ、滑稽本は会話文を主体とした平易な文章で、単純な言葉の引っかけや常識から逸脱した言動、下ネタなどで大衆的な読者の笑いを誘う。半紙本で比較的高価な読本に対し滑稽本は中本で廉価なものが多く、読本ほどの漢語知識と構成力は必要とされないため仲間内で趣味的に作られることも多く、地方でも独自に出版された。当時の落語と相互に影響を与え、滑稽本に書かれた話が落とし話として演じられることもあった。

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