レディコウカ
レディコウカ(Redykołka)は、ポーランドのポドハレで作られるチーズである[1]。「オスツィペックの妹」と呼ばれることもあり、両者はしばしば混同される。この類似性は、レディコウカが伝統的にオスツィペック製造の際に残ったブンツから作られることから来ている[2]。
伝統的なレシピには、このチーズは、全体的に固いが中身は柔らかく弾力があり、強い燻製香、スパイシーで若干塩味を感じる風味と記載されている。動物、心臓、装飾的なリースの形に作ることがよくある[3]。
2009年から、欧州連合の保護原産地呼称に登録されている[4]。
ギフト[編集]
レディコウカはギフトとして人気があり、特別な機会にペアで作って贈ることがある。また、山の牧草地での数ヶ月の放牧期間から羊が戻ってきたことを記念して行うw:redykとして知られる祝祭の際にも配られた。「レディコウカ」という言葉は、チーズのギフト一般を指す言葉としても使われる[5]。
出典[編集]
- ^ “Rejestracja ,,redykołki jako Chronionej Nazwy Pochodzenia | ppr.pl” (ポーランド語). www.ppr.pl. 2023年8月30日閲覧。
- ^ “Redykołka - Ministerstwo Rolnictwa i Rozwoju Wsi” (2017年3月26日). 2017年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月30日閲覧。
- ^ “Redykołka - Ministerstwo Rolnictwa i Rozwoju Wsi - Portal Gov.pl” (ポーランド語). Ministerstwo Rolnictwa i Rozwoju Wsi. 2023年8月30日閲覧。
- ^ (英語) Commission Regulation (EC) No 1176/2009 of 30 November 2009 entering a name in the register of protected designations of origin and protected geographical indications (Redykołka (PDO)), (2009-11-30) 2023年8月30日閲覧。
- ^ “Potrawy regionalne - najsmakowitszy portal w sieci” (2009年5月3日). 2009年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月30日閲覧。