ラムラル・ジョシ

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ラムラル・ジョシ(ネパール語: রামলাল জোশী、 英語: Ramlal Joshi)はネパール出身のノンフィクション作家、教師。2016年にノンフィクション作品集『鏡(ऐना, Aina)』でマダン賞を受賞した。主にネパール語での執筆活動を行っている。

経歴・人物[編集]

ネパール西部の都市ダンガティ英語版を拠点に活動。地元で教員を務めている[1]2001年に詩集『Hatkela ma Aakash』を出版。自身2作目となる『鏡(ऐना, Aina)』でマダン賞を受賞した[2]。自身が影響を受けた作品として レクナス・ポウデル英語版の『タルン・タパスウィ』と ラクシュミ・プラサド・デヴコタの『ムナ・マダン英語版』を挙げている。好きな作家は、ビシュエシュワル・プラサード・コイラララメシュ・ビカール英語版[1]

作品リスト[編集]

日本語に翻訳された作品は2020年12月現在、存在しない。

詩集[編集]

  • 『手のひらの中にある空(हातकेला मा आकाश, Hatkela ma Aakash)』- 伝統的な形式の詩「ガザール」を集めた詩集[3]

ノンフィクション作品[編集]

  • 『鏡(ऐना, Aina)』(2016) - ネパール西部に住む貧しい人々を題材とする20作品から構成。

小説[編集]

  • 『女友達 (सखी, Sakhee)』(2018)- 自身初の小説。ネパールで伝統的な児童労働「カムラリ」に苦しむ少女の成功譚を描く。[4]

参考文献[編集]

  1. ^ a b Simple unpacking of complex themes”. THE KATHMANDU POST. 2020年12月10日閲覧。
  2. ^ Ramlal Joshi's Aina wins Madan Puraskar”. My Republica. 2020年12月9日閲覧。
  3. ^ 複数の媒体(記事1, 記事2)で2011年に出版したことが記載されているが、詳細は不明。
  4. ^ Sakhee”. thuprai. 2020年12月10日閲覧。