ラグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ラグとは、

  1. コンピュータ命令入力してから反映されるまでの遅延時間。主にオンラインゲームで発生する遅延。本項で記述する。
  2. 自転車に使われるパイプとパイプを結合する継手
  3. 小型の敷物の総称。一畳から三畳未満のものを指す(一畳未満はマット)。

ラグ(lag、タイムラグ)とは、人間がコンピュータ命令入力してから命令が実行・反映されるまでの遅延時間のこと。またはコンピュータネットワークの中でパケットが送受信される間に生じる遅延時間。これらに関連して主にオンラインゲームで発生する遅延のことも指す。

目次

[編集] コンピュータのラグ

アプリケーションからコンピュータ入力を与える(命令を送る)と、コンピュータが反応して入力(命令)を実行する間に、コンピュータの処理能力が不足していると、ラグが生じることがある。応答時間レイテンシも参照のこと。

[編集] コンピュータネットワークのラグ

コンピュータネットワークデータを送受信する際にパケットとしてやり取りをするが、パケットが受信側のコンピュータに届くまでの間にラグが生じることがある。 これは通信回線の伝達速度や、コンピュータ間の距離が原因とされる。特に他の国のコンピュータとやり取りをすると、大きなラグが起こることがある。

[編集] オンラインゲームのラグ

オンラインゲームではプレイヤーは常にサーバと通信を行っているが、何らかの原因で通信が正常に行われないとラグが起こる。またはサーバとプレイヤーのパーソナルコンピュータの間のコンピュータネットワークでラグが生じていることもある。

FPSのようなリアルタイムで操作が必要なゲームでは、わずかなラグでも支障をきたすことがある。

[編集] 主な原因

多くの場合はサーバの処理能力・通信帯域に問題があるとされている。ゲームのプレイヤー数が増加すると比例してサーバにかかる負荷も増大するが、このときに対策が行われていないとラグが発生する。よってサーバの性能にもよるが、プレイヤー数の多いゲームほどラグが起きやすい傾向がある。

また、BOTなどの不正プログラムも原因の一つとされており、それらのプログラムの使用はサーバ側では想定されていないことがほとんどのため、サーバに大きな負荷をかけている。そのほか、ゲームのクライアントプログラムそのものに問題があることもある。

サーバやプログラムが原因ではない場合、プレイヤーのパーソナルコンピュータの処理能力や通信速度が不足していることがある。

[編集] 運営側の対応

ラグが起こると普段のようにゲームができなくなるため、プレイヤーは運営側に改善を求めることがあるが、運営側にはラグの対策に消極的な会社もあり、長期にわたってラグが発生しているゲームも存在している。

[編集] 関連項目