ヘルマン2世 (バーデン辺境伯)
| ヘルマン2世 Hermann II. | |
|---|---|
| バーデン辺境伯 | |
 聖ウルリヒ・フォン・ツェルは、証人のベルトルト2世とその甥ヘルマン2世の前で、バーゼル司教からアンブリンゲンとビエンゲンの領地を提供する書簡を受け取っている。 | |
| 在位 | 1074年 - 1130年 |
| 出生 |
1060年ごろ |
| 死去 |
1130年10月7日 |
| 埋葬 |
.svg){kind=small} 神聖ローマ帝国バーデン辺境伯領、バックナング、アウグスティノ会修道院 |
| 配偶者 | ユーディト・フォン・バックナング |
| 子女 |
ヘルマン3世 ユーディト |
| 家名 | ツェーリンゲン家 |
| 父親 | ヴェローナ辺境伯ヘルマン1世 |
| 母親 | ユーディト |
ヘルマン2世（ドイツ語：Hermann II., 1060年ごろ - 1130年10月7日）は、初代バーデン辺境伯（在位：1074年 - 1130年）。本拠地であるホーエンバーデン城（Altes Schloss）の名からバーデン辺境伯と名乗った。この城は今日のバーデン＝バーデンの町にあった。
生涯[編集]
ヘルマン2世は、ヴェローナ辺境伯ヘルマン1世とその妃ユーディトの息子である。1112年から1130年までヴェローナ辺境伯でもあった。バーデンの領主（Dominus）、ブウライスガウ伯およびヴェローナ辺境伯と名乗った。1070年ごろにケルト人の古い建物の遺構の上にホーエンバーデン城を建設し、1112年以降にヘルマンはバーデン辺境伯と名乗るようになった[1]。
ヘルマン2世は1116/22年にバックナングにアウグスティノ会修道院を建設した[2][3]。ヘルマン2世は同修道院に次のような碑文とともに埋葬された。
この墓には、この修道院と寺院の創建者であるバーデン辺境伯ヘルマンが眠っている。彼は、敬虔な処女が出産したときから1130年の後に死去した。彼が子孫とともにここに移されたとき、1500年と10年と3年が経過した。
子女[編集]
ヘルマン2世はバックナング領主ヘッソ2世の娘ユーディト・フォン・バックナングと結婚し、この結婚によりバックナングはバーデン辺境伯領となった[2]。2人の間には以下の子女が生まれた。
脚注[編集]
- ^ “MEILENSTEINE”. ALTES SCHLOSS HOHENBADEN. 2023年5月22日閲覧。
- ^ a b Krieg, Heinz (2021). “Die Markgrafen von Baden im Gebiet von Neckar und Murr (11. bis 13. Jahrhundert)”. Zeitschrift für Württembergische Landesgeschichte (Stuttgart) 72: 23.
- ^ “Stiftskirche St. Pankratius Backnang”. 2023年5月22日閲覧。
参考文献[編集]
- Fester, Richard (1892). Regesten der Markgrafen von Baden und Hachberg, 1050-1515. Hrsg. von der Badischen historischen Commission. Innsbruck Wagner
- Florian Lamke: Die frühen Markgrafen von Baden, die Hessonen und die Zähringer. In: Zeitschrift für die Geschichte des Oberrheins. 154 (2006) (ISSN 0044-2607) pp. 21–42.
- Sachs, Johann Christian (1754) (ドイツ語). Einleitung in die Geschichte der Marggravschaft und des marggrävlichen altfürstlichen Hauses Baden. Metzler
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