プロパティ

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プロパティ (property) は物体特性特質を意味する言葉である。

言語の概念としてのプロパティ[編集]

一部のプログラミング言語において、プロパティとはクラスに定義できる、特殊なメンバの一種である。

プロパティへのアクセスは文法上はフィールドと同様に行えるものの、実際にはアクセサの呼び出しに変換される。フィールドと同様に扱うことができるので、メソッドを呼び出すより簡潔で、かつ操作の意味が明確な記述が可能となる。一方で、内部ではメソッドの呼び出しとなるので、データの取得・設定に際して介入を加えることが可能になる。例えば、設定される値を事前に検証したり、GUIの表示状態を表すために取得のみ可能なプロパティを設けたりすることができる。

このようなことから、プロパティはフィールドとメソッドの中間的な存在と考えることができ、また高水準なカプセル化の実現にも使われる。

この場合のプロパティは、プログラミング言語によってはフィールドメンバ変数と呼ぶことがある。Javaには、C#のプロパティに近い機能としてBeanがある。UMLではプロパティのことを属性 (attribute)と呼ぶ。

一般的な意味[編集]

ソフトの設定や調節などを行う場合に開くツール。

「プロパティを開く」などといった使われ方もすることから、一般的にコンピュータを使用している上では「設定ツール」という意味で取っていても差し障りは無い。

Windowsにおけるプロパティ[編集]

Microsoft Windowsにおけるプロパティは、コンピュータファイルアプリケーション設定などの情報を保持した属性のことである。

Javaにおけるプロパティ[編集]

Javaにおけるプロパティは、System.getProperties()によって取得できる変数やjava.util.Propertiesjava.util.ResourceBundleクラスで管理できる情報や、それらのクラスが管理するプロパティファイルのことを指す。

関連項目[編集]