フタル酸ジブチル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| フタル酸ジブチル | |
|---|---|
|
フタル酸ジブチル |
|
|
別称
フタル酸ジn-ブチル、フタル酸ブチル、フタル酸n-ブチル, 1,2-ベンゼンジカルボン酸ジブチルエステル、o-ベンゼンジカルボン酸ジブチルエステル、DBP, Palatinol C, エラオール
|
|
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 84-74-2 |
| PubChem | 3026 |
| EINECS | 201-557-4 |
| KEGG | C14214 |
| RTECS番号 | TI0875000 |
| 特性 | |
| 化学式 | C16H22O4 |
| モル質量 | 278.35 g/mol |
| 外観 | 無色油状液体 |
| 密度 | 1.05 g/cm3(20 °C) |
| 融点 |
-35 °C |
| 沸点 |
340 °C |
| 水への溶解度 | 0.013 g/l |
| log POW | 4.72 |
| 危険性 | |
| 主な危険性 | 環境汚染 (N), 有害 (Xi) |
| Rフレーズ | R50 R61 R62 |
| Sフレーズ | S45 S53 S61 |
| 引火点 | 157 °C c.c. |
| 発火点 | 402 °C |
| 爆発限界 | 0.5 - 3.5% |
| 特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 | |
フタル酸ジブチル(フタルさんジブチル、Dibutyl phthalate、略号:DBP)は広く利用されている可塑剤で、接着剤や印刷インクの添加剤としても利用される有機化合物である。DBPはアルコール、エーテルあるいはベンゼンなど様々な有機溶媒に溶解する。
DBPは2006年11月にカリフォルニア州法案65(1986)の催奇形が疑われる化合物リストに掲載された。また、内分泌かく乱物質の疑いもあり、ネイルポリッシャーの成分に使用されていたが2006年秋よりネイルポリッシャーへの利用が削減されつつある。
[編集] 製造
DBPはn-ブタノールと無水フタル酸とをそのままエステル化反応させて製造する。
[編集] 関連項目
- フタル酸エステル
- フタル酸ジイソブチル (DIBP)
- フタル酸