ハンゲ属

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ハンゲ属
Pinellia ternata 4.JPG
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
亜綱 : ヤシ亜綱 Arecidae
: サトイモ目 Arales
: サトイモ科 Araceae
: ハンゲ属 Pinellia
学名
Pinellia Tenore
  • 本文参照

ハンゲ属(ハンゲぞく、学名:Pinellia、和名漢字表記:半夏属)はサトイモ科の一つ。APG植物分類体系ではサトイモ科はオモダカ目に分類される。

特徴[編集]

多年草。地下に球茎がある。に長い葉柄があり、単葉または複葉になり掌状に3-7裂する。花茎は1個で、花序仏炎苞が包む。花序は肉穂(にくすい)花序で、下方が雌花群、上方が雄花群になり、雌花群は片側で仏炎苞と合着し、雄花群は離生する。花序の上方にある付属体は長い糸状で、苞外に長く伸びる。花被はなく、雄花に2個の雄蕊、雌花に1個の雌蕊があり、1室の子房、1個の胚珠がある。果実は液果になり、種子が1個ある。

東アジアの温帯から暖帯に9種[1]あり、うち日本には2種が分布する。

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日本の種[編集]

  • カラスビシャク Pinellia ternata (Thunb.) Breitenb. -日本のほか、朝鮮、中国に分布。
  • オオハンゲ Pinellia tripartita (Blume) Schott -本州(関東地方以西)、四国、九州、琉球に分布。

外国の種、栽培種[編集]

  • ニオイハンゲ Pinellia cordata N.E.Br. -中国南部に分布。日本では、園芸品が逸出して野生化している。
  • Pinellia fujianensis H.Li & G.H.Zhu -中国福建省に分布する。
  • Pinellia integrifolia N.E.Br. -中国四川省南東部、重慶市、湖北省西部に分布する。
  • Pinellia pedatisecta Schott -中国中央部、南部に分布する。
  • Pinellia peltata C.Pei -中国南東部に分布する。
  • Pinellia polyphylla S.L.Hu -中国四川省に分布する。
  • Pinellia yaoluopingensis X.H.Guo & X.L.Liu -中国安徽省、江蘇省に分布する。

ギャラリー[編集]

Pinellia ternata
カラスビシャク 
Pinellia cordata
ニオイハンゲ 
Pinellia pedatisecta 

脚注[編集]

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参考文献[編集]