ノート:知恵の館

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改名提案にいたるほどの大きな声ではないのですが、考えてみたら「知恵の館」の日本語では、ファーティマ朝のダール・アル=イルム(「知識の家」と区別がつかなくなるような気がします。確かにイルムとヒクマは意味的に微妙な差異がありますが、それを日本語に一対一対応で写すのもどうかなぁという感じですが、いかがでしょうか。--Kotoito 2006年6月2日 (金) 13:13 (UTC)[返信]

少しお邪魔いたします。仰るとおり自分も確かに分かりやすい差異をつけた方が良いように思います。ただ、アッバース朝のバイト・アル=ヒクマもファーティマ朝のダール・アル=イルムも、名称の意味や活動内容も極めて近い関係にあるようですので、両者を区別できるようにするのであれば意味的な関連性というのも含めた名称にする、という方向性が個人的には妥当な気もします。ちょっと難しい問題ですね。もっともそれを言いだしたら「ダール」と「バイト」も一々日本語で対応させた方が良いのかという話にもなりますが・・・ あと、定義部分のローマ字転写が「Chikma」になっているのが気になるのですが、これはこのままにしておくべきでしょうか? Haydar 2006年6月7日 (水) 08:45 (UTC)[返信]
ご意見ありがとうございます。1年間放置かなぁと思ってました。勢いで書いてしまってわかりにくい書き方でした。ダールとかバイトとかを日本語対応で館と家とかやるのも噴飯物なので、それぞれカタカナでいいんじゃないかな、という意見でした(もちろんそれぞれ別に記事をたてる)。あえてイルムとヒクマを出したのは、イスマーイール派のファーティマ朝で「イルム」という言葉があえて用いられた意味を強調したかっただけでして。転写は明らかにおかしいもの(あるいは長音短音の区別がない、ただの英語表記など)は、もうここに限らず気づかれた時に変えてしまうのが吉かと。--Kotoito 2006年6月7日 (水) 09:02 (UTC)[返信]
僕も先月くらいからこの項目名が気になっていたので先日Encyclopedia of IslamでDAR AL-ILMを引いてみたんですが、ファーティマ朝以外にもそういう名前がついた施設の例がいろいろと載ってました。なので、Haydarさんのおっしゃるように「知恵の館」のままでそういう諸々の施設について記述するという手も有効だと思います。ただ、個人的にはバイト・アル=ヒクマのほうが好みです。Safkan 2006年6月7日 (水) 12:35 (UTC)[返信]
>Safkanさん 英語版wikiの「知恵の館」の項目ではアッバース朝のものだけでなくファーティマ朝やマーワラーアンナフルにもあったらしい同種の施設についても一括しているようですね。 
>Kotoitoさん 自分の書込みも後からみると何だかよくわからない書き方をしていますね。やはり、ファーティマ朝においてイスマーイール派神学上の用語である「ヒクマ」と一般的な知識の意味で用いられていた「イルム」の問題を念頭に置かれていたのですね。ローマ字転写についてはやはり皆さん気になっておられたようですので、やや勝手ながら後で修正してみようかとと思います。
自分の場合どちらかというと「知恵の館」というとマアムーンのものがぱっと浮かびますが、「バイト・アル=ヒクマ」や「ダール・アル=イルム」と言われても、ああアッバス朝やファーティマ朝のあれか、という感じがします。『岩波 イスラーム辞典』のように「知恵の館」の代表であるアッバース朝のものはこのままにして、ファーティマ朝のものは別個に項目を作って置いた方が良いかも知れませんね。ただ、その他の同種の名称の施設については、ここの項目でそれぞれ触れておく、という感じが良いかも知れないと思いました。もう一つ。ディミトリ・グタスという人が『ギリシア思想とアラビア文化』でアッバース朝の大翻訳活動の研究から一般的な概説で述べられるような「知恵の館」について歴史的実在性はかなり疑わしいという興味深い指摘をしていますが、このことは一応本文で触れておくべき内容でしょうか? Haydar 2006年6月11日 (日) 12:54 (UTC)[返信]