ノート:旧暦2033年問題

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旧暦2033年問題の解決についての意見[編集]

そもそも「太陰太陽暦の閏月が何のために置かれるのか」ということの原点に関する省察を考えれば、閏月は朔望月の整数倍で太陽年の長さを正しく表せないために、「毎年ずれていく季節の進行とのずれの調整」のため設けられるものであるといえる。そのため定気法を適用し「中気を2つ含有する月」ができて「中気を含有しない月」が複数生じた場合には、そのうちの最後の「中気を含有しない月」に置いても十分であるといえる。したがって、天保暦の規則を適用した結果、二至・二分を含有する月2つの間の月が1つしか無くなったり、二至・二分を含有する月2つの間の月が3つあってそのうち2つの月が中気を含有しない月であったりして「閏月となりうる月」が複数生じた場合は(「閏月となりうる月」の条件は「中気を含有しないこと」と「直後の二至・二分を含有する月が直前の二至・二分を含有する月の4か月後」)、その「閏月となりうる月」のうち最後の「中気を含有しない月」のみを閏月とし、他方を捨てる方がよいであろう。言い換えれば、「閏月となりうる月」のうち、直後の「閏月となりうる月」までに含まれる月と中気の数が一致しない場合、その月は閏月としてはならない、というものである。
また、地球の太陽年は365日5時間48分45.2秒、近点年(近日点を通過する平均の周期)は365日6時間13分52.6分であるから、何万年という時間のスケールを考えたら、近日点を通過する時点の太陽黄経は長年的に年間61.9"ずつ進む(恒星に対し春分点は50.3"逆方向にずれ近日点は11.6"公転方向にずれる)ため、現在の地球が毎年1月上旬に近日点を通過しても(その頃の太陽黄経は283°)、6000年も前は北半球の秋分の頃に近日点を通過したし、今から4000年もたつと春分の頃に近日点を通過するようになり、時代とともに近日点を通過する季節が遅くなり、周期20937年で一巡するため、現在起こりうる「秋分の月の2か月後が冬至の月」「冬至の月の2か月後が春分の月」の問題は解決しても、遠い将来には「春分の月の2か月後が夏至の月」となる現実や、「夏至の月の2か月後が秋分の月」となる現実は避けては通れない。したがって、「春分の月の2か月後が夏至の月」、「夏至の月の2か月後が秋分の月」の問題も当然解決する必要があります。いずれにせよ、二至・二分を含有する月2つの間の月が1つしか無くなれば、どこに1つだけ閏月を置こうとも、天保暦の原則は崩れることになる。さらに、三つの二至二分が6か月内に収まる現象も生じうる(時憲暦の1699年など)。したがって、天保暦の規則を適用した結果二至・二分を含有する月2つの間の月が1つしか無くなったり二至・二分を含有する月2つの間の月が3つあってそのうち2つの月が中気を含有しない月であったりして「閏月となりうる月」が複数生じた場合にその「閏月となりうる月」のうち最後の「中気を含有しない月」のみを閏月とするためには、利用者ページのように改正しなければならない。

  • i.原則として春分を含有する月を2月とする。若し春分を含有する月の2ヶ月後が夏至を含有する月又は5ヶ月後が秋分を含有する月となる場合、2月を春分を含有する月の前月とし、この場合春分を含有する月は3月となる。
  • ii.原則として夏至を含有する月を5月とする。若し夏至を含有する月の2ヶ月後が秋分を含有する月又は5ヶ月後が冬至を含有する月となる場合、5月を夏至を含有する月の前月とし、この場合夏至を含有する月は6月となる。
  • iii.原則として秋分を含有する月を8月とする。若し秋分を含有する月の2ヶ月後が冬至を含有する月又は5ヶ月後が春分を含有する月となる場合、8月を秋分を含有する月の前月とし、この場合秋分を含有する月は9月となる。
  • iv.原則として冬至を含有する月を11月とする。若し冬至を含有する月の2ヶ月後が春分を含有する月又は5ヶ月後が夏至を含有する月となる場合、11月を冬至を含有する月の前月とし、この場合冬至を含有する月は12月となる。
  • v.以上に決定した2月と5月、5月と8月、8月と11月、又は11月と2月の間に含有する月が3つある場合、中気を含有しない月が閏月となる。もし中気を含有しない月が2つある場合、そのうち最後の中気を含有しない月を閏月とする。

--片桐研太 2009年6月2日(火)05:28(UTC)

たいへんもっともなご意見と思いますが、「ウィキペディアは何ではないか」もご覧くださるとなお結構だろうと思います。 --Kazov 2009年7月4日 (土) 05:16 (UTC)[返信]

清朝嘉慶年間の「修正」[編集]

本文[3]で参照されている資料を書いた須賀といいます。

「宮廷の祭祀の都合で、冬至を含む暦月を必ず11月、春分を含む暦月を必ず2月にするために修正された。」 という見解は変更しました。

現在は「修正」はなかったと考えております。 ([3]に「推定」という項目を追加しました)

本文での参照を再考くださるようお願いします。--SGB02104会話2012年3月21日 (水) 11:44 (UTC)[返信]