ノート:イェスゲイ

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項目名について、元朝秘史には「也速該把阿禿兒」とある(筈な)のでより古形のバガトルよりもバアトルのほうが良いと思うのですが、いかがでしょうか。あるいは称号なので取ってしまって「イェスゲイ」でもいいかも。Safkan 2006年3月18日 (土) 04:33 (UTC)[返信]

上の意見を書き込んでから一ヶ月くらい経ったのでとりあえず動かしてみました。Safkan 2006年4月15日 (土) 09:48 (UTC)[返信]

初稿投稿者です。遅ればせながら同意します。ただ、誤解なきようにしたいのですが、バアトルというか、バガトルというかはまた別の議論として、バガトルの称号自体は人名の中に組み入れて称するものであり、その他の氏名と称号の区別とあまりはっきりわけなければならない性質のものでもないように思います。変更自体に異議はありませんが今後の参考材料となればと思います。--Suifu 2006年8月28日 (月) 03:09 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

上記のことを蒸し返しますが、やはりこの人物は「イェスゲイ・バアトル」で全名であると思います(本名はイェスゲイだとしても)。諸々の書籍でも「イェスゲイ・バアトル」「イェスゲイ・バートル」と表記していますし。一週間待ちますが、多数の意見が聞きたいところです。--トムル会話2014年1月19日 (日) 10:41 (UTC)[返信]

Haydarです。 特にコメントすべき事が思い当たらず恐縮ですが(汗、ひとつふたつコメントさせていただくと、モンゴル人の場合、例えばモンケ・テムルのようにふたつの単語から成り立っている場合(「永遠」を意味する「モンケ」と鋼鉄を意味する「テムル」)と、本名+称号(敬称、あだ名等)からな成り立っている場合があるようですが、イェスゲイ・バアトル Yesügei Ba'atur の場合はイェスゲイが本名でバアトルは「〜〜・バアトル」のような人物が『元朝秘史』はじめ頻出しますので、言わずもがな本名+称号の例と言えます。本名+称号で名が知られている人物としては、イェスゲイの子でチンギス・カンの末弟テムゲ・オッチギンが良い例かと思います。「テムゲが本名でオッチギンが称号だ」というのは『集史』のイェスゲイ・バハードゥル紀諸子表のテムゲ・オッチギンの条の説明に由来するものですが、モンゴル帝国時代にはバハードゥル( bahādur バアトル)の称号を持つ人物は山ほどいてありふれていたためか、「イェスゲイ・バハードゥル」の「イェスゲイ」が本名で「バハードゥル」が「勇士 pahlavān の意味だ」といったテムゲ・オッチギンの条にあるような説明はされていないようです。(確か「バハードゥル」という単語についてそういう説明が『集史』か何かのどこかでされていたと記憶してますが、ちょっと思い出せません(汗)
さて、個人的には現在の「イェスゲイ」でもトムルさんも推す「イェスゲイ・バアトル」でもどちらでも良いように感じておりまして、そこは他の方々の意見に従いたいと思います。ただ、上記でSafkanさんが「元朝秘史には「也速該把阿禿兒」とある(筈な)のでより古形のバガトルよりもバアトルのほうが良い」とコメントされているのには自分も賛成でして、改名する場合「バトル」や「バトル」よりも、「バトル」にした方が当時の音韻と現在良く見られる表記の両方との整合性が取れていて良いのではないかと思います。(クビライ・カアン Qubilai Qa'anという場合の「カアン」 qa'an (qaγan)はウイグル文字とかですと q'q'n という綴りで第2音節の q (/γ/)が無声化している現象がある訳ですが、バアトルの場合も同じ事が起きてまして、ウイグル文字では b'q'twr /baγatur, ba'aturでしたが、当時はここでも第2音節の q が無声化していた事は『元朝秘史』の「把禿兒」や『集史』等どのbahādur という表記からも伺えます。現在のキリル文字のように母音の文字を重ねて長母音的に発音される場合は「ー」を用いても良いと思いますが、文字要素として子音にあたる q や h が挿入されている以上は、それらを勘案し反映された仮名表記が相応しいのではと思います) --Haydar会話2014年1月23日 (木) 10:18 (UTC)[返信]
Haydarさんありがとうございました。いつもいつも勉強になります。とりあえず、まだ改名の域ではなさそうですので、しばらく様子を見ます。--トムル会話2014年1月23日 (木) 23:44 (UTC)[返信]