ダルエスサラームアパート倒壊事故

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ダルエスサラームアパート倒壊事故
事故現場、2013年3月29日
場所 タンザニアの旗 タンザニアダルエスサラーム
座標 南緯6度49分1.93秒 東経39度17分11.89秒 / 南緯6.8172028度 東経39.2866361度 / -6.8172028; 39.2866361座標: 南緯6度49分1.93秒 東経39度17分11.89秒 / 南緯6.8172028度 東経39.2866361度 / -6.8172028; 39.2866361
日付 2013年3月29日
午前8時25分
死亡者 36人
負傷者 17-18人
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ダルエスサラームアパート倒壊事故は、2013年3月29日タンザニア最大の都市ダルエスサラームの中心街で、建設中のアパートが倒壊した事故である[1]

崩壊したアパートは完成すれば19階建てとなり前日までには16階までが出来上がっていたが、29日午前8時25分(現地時間)に崩壊。隣接するモスクにいた住民などが60人ほど巻き込まれ救助作業が行われたが、子ども4人を含む36人が死亡した。

その後の調査で当局には10階建てとして設計が届け出てられていたのに、施主と建築業者が共謀して19階建てとして違法に建築していたことが判明。更に4月5日には同じ業者が施工していた16階建ての建物にもヒビが発生していたことが判り、直ちに建築中止と解体が命じられたがこの建物も書類上は10階建てで違法建築だった。

この事故では施主と建築業者など14名が逮捕起訴されている。

脚注[編集]