スーパーX

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スーパーX(スーパーエックス)は、東宝ゴジラ映画シリーズに登場する架空の兵器である。初めて登場した作品は『ゴジラ(1984年)』。

概要[編集]

1984年の『ゴジラ』から1995年の『ゴジラvsデストロイア』までの作品の中で、自衛隊ゴジラ対策(撃退)の切り札として登場する。人類の開発した兵器としてはほぼ初めて、ゴジラの熱線に対抗しうる防御力を有してゴジラと正面から交戦した[1]。ただし、純粋な対ゴジラ兵器として開発されたのは、スーパーX2(スーパーエックスツー)のみであり、スーパーXとスーパーXIII(スーパーエックススリー)は、その他の目的のために開発された特殊装備であった(各機の詳細を参照)。いずれも飛行性能を有している(スーパーX2は潜水性能も有する)が、全て陸上自衛隊所属となっている。

登場作品[編集]

  1. ゴジラ(1984年)
  2. ゴジラvsビオランテ(1989年)
  3. ゴジラvsデストロイア(1995年)

スーパーX(『ゴジラ (1984)』)[編集]

陸上自衛隊幕僚監部付実験航空隊首都防衛隊所属[2]。正式名称は「陸上自衛隊幕僚監部付実験航空隊首都防衛移動要塞T-1号 MAIN SKY BATTLE TANK スーパーX」である。

元々は有事(核戦争)の際の首都防衛を目的に極秘に開発され、「首都防衛移動要塞」(劇中では「首都防衛戦闘機」と表記され、登場人物から「空飛ぶ要塞」と称されている)とも呼ばれるリフティングボディVTOL機。実際は要人用の移動核シェルターとして建造が進められていた。

装甲はチタン合金とスペースシャトルにも使用されているセラミック製耐熱タイルで構成されている。機体前部には開閉式の1800ミリ・ヨーソサーチライトを備え、集積回路にはプラチナを多量に使用しており、かなりの高熱に耐えられるようになっていたことから、1985年のゴジラ襲撃に際し、カドミウムを弾頭に装備したカドミウム弾を使ってゴジラの核反応を抑制する作戦の実施に当たった。ゴジラを常に正面に置きながら、一定の距離を保ったまま攻撃を行う戦闘スタイルはメカゴジラまで継承される。

  • 全長:27.2メートル
  • 全幅:20メートル
  • 全高:11.2メートル
  • 総重量:150トン
  • 最高速度:時速200キロメートル
  • 巡航速度:時速120キロメートル
  • 乗員:6名(最大12名)

武装[編集]

各種カプセル弾臼砲
本機体の主砲である上部隠蔽式砲台の中央部に設置され、さまざまな特殊カプセル弾を発射できる。対ゴジラ用にカドミウム弾が3発分装填、使用された。
300ミリロケット弾砲
カプセル弾砲の左右に各3門、計6門が装備されているロケット弾砲で、68式改84タイプ30型ロケット榴弾砲が正式名。目を覚ました後のゴジラに対する主力兵器として使用されたが、ほとんどダメージを与えられなかった。
ハイパーレーザーCO2タイプ
1800ミリ・ヨーソサーチライトの左右に1門、計2門装備されているレーザー砲。120万キロワットの電力を熱エネルギーのレーザーに変換して照射する。300ミリロケット弾砲と共にゴジラに対して使用された。
ファルコン級大型ミサイルランチャー
機体の左右側面に1門ずつ、計2門装備されたミサイルランチャーで、レーザーコントロールAIM-4D改大型ファルコンランチャーが正式名。ゴジラが目を覚ました後に最初に使用された兵器である。
照明弾ランチャー
照明弾を発射する、隠蔽式砲台上部にあるランチャーで、ゴジラの口を開けさせて、体内にカドミウム弾を撃ち込むために使用された。
300ミリ榴弾砲
ファルコン級大型ミサイルランチャーの前部に装備されている。劇中未使用。
30ミリ砲身バルカン砲
コクピット下のスリット部に計4門装備されている。劇中未使用。
300ミリ特殊弾加濃砲M29C
機体下部の3機の砲台に計2門ずつ装備されている。劇中未使用。

劇中の活躍[編集]

ゴジラの東京上陸後に出動し、西新宿の高層ビル街にて迎撃する(ゴジラは事前にハイパワーレーザービーム車によって誘導されていた)。高い防御力でゴジラの熱線を耐え抜きながら、安定性を活かして照明弾とすべてのカドミウム弾を駆使して完全にゴジラを沈黙させる。

しかし、ソ連の地上攻撃用核衛星が誤射した核ミサイルの影響による落雷(厳密には核爆発によって引き起こされた電磁パルスと電離放射線)でゴジラが復活するという不測の事態が発生し、カドミウム弾が弾切れで撃てないまま、通常兵器(ロケット砲、レーザー砲など)のみでゴジラと戦うことになる。戦闘ヘリコプターのように高層ビルの影から砲撃するなど果敢に攻撃を仕掛けて奮戦するも、やはり通常兵器のみではゴジラに大打撃を与えるには至らず、結果的にはむしろ西新宿一帯の被害を悪化させてしまう。最後は防御力の限界に達してゴジラの熱線に耐え切れずコックピット内部が爆発を起こし不時着、ついにゴジラに倒された新宿住友ビルディングの下敷きにされる。機体内部は耐えられなかったものの、ゴジラの熱線を幾度も受けながら外部装甲は最後まで原型を保っている。

ゴジラが去った後(『ゴジラvsビオランテ』の冒頭)ではG細胞と共に回収作業が行われている。スーパーXの存在とその回収については、海外のニュースで普通に報道されていたようである。墜落後の乗組員の生死は不明。

備考[編集]

設定
元々は移動型核シェルターの機能を備えた通常兵器、つまりロケット砲とカドミウム弾のみ装備していた、という設定だったのだが、編集段階で演出上派手なレーザー砲を追加した(機能的に考察してデザインされたため、ビーム砲を積載すると更に機体が大きくなるのだが、苦肉の策でコンパクト化した物を搭載したことになっている)。
また、核戦争時の運用を想定しているにも関わらず電磁パルスの影響で機能停止に陥ったことから、十分な対EMPシールドが施されていない欠陥兵器であることが指摘されている。
映画が公開された当時、映画館で売られていたパンフレットには(1984年当時の科学技術で)建造可能と書かれていたが、真偽は定かではない。
デザイン・造形
デザインのモデルはカブトガニ田中友幸から「釣鐘のイメージを入れてほしい」との要望があり、井上泰幸によってカブトガニのような形にまとめられた。特技監督を務めた中野昭慶は「タコの足のような武器が欲しい」と要望したが、実現しなかった。
ラジコンで武装展開が出来る3サイズのFRP製ミニチュアと、発泡スチロール製の操演用ミニチュアが作られた。
出撃シーンでは、天井から吊るしたカメラをスーパーXと平行にして撮影された[3]

スーパーX2(『ゴジラvsビオランテ』)[編集]

スーパーXより一回り大きく、開発当初から対ゴジラ専用機として運用されたリフティングボディ垂直離着陸機機(ただし、扱いは艦艇扱いになるので、実質上の「対ゴジラ護衛艦」)。形式番号は「DAG-MBS-02 Super-XX[4]。三友重工製とされる。

回収されたスーパーXからデータを集め、その反省を生かした機体である。前回のスーパーXの装甲に使用されたチタン合金の2倍の耐熱性を持つ超耐熱合金TA32が使用され、水深1,000メートルまでの潜航が可能。また、機体色もスーパーXが銀色(金属色のまま)に対し、濃緑色を主体にした色で構成されている。

歴代のスーパーXの中で唯一カドミウム弾及びレーザー砲を装備していない。ミサイル・バルカン砲・魚雷といった通常兵器も搭載するが、一番の目玉は「ファイヤーミラー」である。X2がレーザー砲を装備していないのは、機体に積み込まれている発電機および増幅装置は遠隔操作のための受信装置およびデーター収集のための装置に莫大な電力を使用しているため、レーザーとして使用するだけのエネルギーが確保できないものと考えられる。

スーパーXが有人であったのに対し、スーパーX2は(1989年当時の)最新鋭コンピューターを駆使しており、防衛庁地下のオペレーションルームからリモートコントロールにより遠隔操作される。また自動操縦も可能である。スーパーX2の操作は黒木翔特佐以下、「ヤングエリート集団」と称される特殊戦略作戦室が担当する。遠隔操作の採用は、乗員保護と戦闘などの各種データの保存のためである。

  • 全長:34メートル
  • 全幅:16メートル
  • 全高:11メートル
  • 巡航速度:マッハ1

武装[編集]

ファイヤーミラー
機体前面が左右に展開して現れる、自然にあるダイヤモンドよりも硬い合成ダイヤモンドでつくられた鏡。ゴジラの熱線を1万倍にして跳ね返すことができるが、厳密に言うとゴジラの熱線が放つ放射線光を1万倍に増幅しレーザーとして撃ち返しているのであって、ゴジラの熱線そのものの威力を1万倍にして跳ね返しているわけではない。
特殊魚雷
機体前面下部にある計4門の発射口から撃ち出される魚雷。相模湾から小田原に上陸しようとするゴジラに対して使用した。
スーパーミサイル
機体上部にせり上がる3基の発射台から撃ち出される大型ミサイルで、連射も可能。青い塗装が施されている。
40ミリバルカン砲
機体前部側面の左右に各1門、計2門搭載されている補助的な兵装。連射音はスーパーXの300ミリロケット弾砲やファルコン級大型ミサイルランチャーと同様である。
スーパーナパーム
スーパーミサイルと同様の発射台から撃ち出されるナパーム弾で、赤い塗装が施されているといわれている。劇中未使用。

劇中の活躍[編集]

大島・三原山より復活し、海上・陸上自衛隊の防衛網を撃破して東京へ向かうゴジラを浦賀水道沖にて迎撃する。ファイヤーミラーを用いてゴジラを圧倒し、首都・東京への侵攻阻止に成功する。しかし、長く続く防衛戦でゴジラに対してファイヤーミラーを何度も使用し、熱線の増幅反射を繰り返したことでTA32より耐熱性が低いミラー部分が溶け出してしまい、収束率が4割を割るまでに低下。やむを得ずミサイル攻撃に切り替えるも、通常兵器ではゴジラに歯が立たず熱線を被弾。さらにゴジラの尻尾による一撃を受け操縦系統に損傷を負ったために撤退に追い込まれる。なお、ミラー周辺の反射板は修理の際に交換できるが、本体は完全固定のために交換ができず、それが後の敗北へとつながる。

その後、小田原に上陸したゴジラは芦ノ湖でビオランテと対決し勝利する。護衛艦隊やスーパーX2やビオランテとの戦いでエネルギーを消耗したゴジラは日本海側・若狭湾周辺の原発へ向かうと想定した自衛隊は中京地域一帯に多数の部隊を集結させる中で、スーパーX2も伊勢湾に待機させる。スーパーX2はファイヤーミラーが修復されないまま投入されることとなったが、スーパーX2を含めた自衛隊結集した部隊における中京地域での決戦を待つ。

ところが自衛隊の予想に反してゴジラは中京地域ではなく紀伊半島を回って大阪への上陸を目指していることが判明。大阪上陸が確実となる中、他の自衛隊部隊が形勢を整えるために若狭湾周辺に移動させて待機させる一方で、スーパーX2は単独で大阪へ投入される。サラジアの工作員から抗核エネルギーバクテリアを奪還した自衛隊は、作戦目的を抗核エネルギーバクテリアをゴジラの体内に撃ち込むことに変更。スーパーX2は大阪に上陸したゴジラに対し囮となって大阪ビジネスパーク上空に展開、抗核エネルギーバクテリアを保有した地上部隊(作戦本隊)の潜むエリアまでおびき寄せる。ファイヤーミラーを使用できないスーパーX2はありったけのミサイル及びバルカン砲を駆使して果敢に囮任務を果たしたが直前で残弾尽き、ゴジラを短時間だけでも棒立ちにさせるために敗北覚悟で展開したファイヤーミラーにゴジラの熱線が炸裂、ミラーが溶解していたためか、反射しきれず発火してしまい、撃墜されて爆発四散してしまう。

この作戦でスーパーX2が失われ、地上部隊にも権藤吾郎一佐がTWIN21の崩落に巻き込まれて死亡する犠牲が出たが、抗核エネルギーバクテリア3発分をゴジラの体内に撃ち込むことには成功し、この後若狭で展開されるサンダービーム作戦へとつながっていく。

このスーパーX2は、後の対ゴジラ超兵器(メカゴジラなどの)開発に多大なる影響を与え、その基礎となった。

漫画版[編集]

平野俊弘によるコミカライズ版では、デザインが映画とは大きく異なり、初代スーパーXに似た本体と、その上部に位置する直方体形のブロックに分かれており、これが四つに展開することで十字状のファイヤーミラー形態へと移行する。また、非展開時はミサイルランチャーを使用可能。装甲はNM32であると語られている。劇中での活躍自体は映画と大差なく、大阪にて熱線の照射を浴びて撃墜される。

小説版[編集]

有馬治郎による小説版では、形がアンコウに似ているとされ、「アングラー」という通称で登場する。ファイヤーミラーは装備しておらず、代わりに粒子ビームを主力としている。浦賀水道での戦いは映画と大差ないが、大阪ビジネスパークでの戦いでは、抗核エネルギーバクテリアをゴジラに撃ち込む作戦を単独で展開する。作戦は成功したものの、離脱時にゴジラに捕まり、装甲の薄い機体下部に熱線を浴びせられて撃破される。

備考[編集]

ゴジラアイランド』には名前のみ登場する。

脚本
検討用脚本第三稿では、浦賀水道での戦闘でゴジラが放射熱線を吐かずに小田原沖まで移動したため、スーパーX2もそのまま追撃し芦ノ湖で対決するが、その後現れたビオランテによって撃墜されるという展開であった[5]。『vsビオランテ』のポスターはこの脚本を元にしており、ゴジラの足元の湖面に描かれているメカはデザイン決定前のスーパーX2である[6]
再上陸したゴジラとの対決は、大阪ビジネスパークではなく鳴門海峡であった[5]
造形
ミニチュアはロング用のものとアップ用の1/35スケールのものが造られた[7]

スーパーXIII(『ゴジラvsデストロイア』)[編集]

この当時、ゴジラ対策はGフォースに任せていたので、自衛隊に所属するこのスーパーXは対ゴジラ兵器としてではなく、原発事故、または核攻撃を想定して作られた多目的大型戦闘機であった。運用は特殊戦略作戦室が担当。初代スーパーX同様有人である。形式番号は「DAG-MBS-SX3」。機体側面には形式番号と共に、大きく「SX III」のマーキングが施されている。

装甲は超耐熱合金NT-1Sが使用され、装甲に施された人工ダイヤモンドコーティングにより、ゴジラの熱線にも耐えることが出来、過去の対G兵器と比較して更に優れた防御力を持っている。この為、実戦では2度も赤色熱線を真正面から受けながらも、戦闘行動に一切支障は無かった(ただし、ゴジラの熱線が予想以上に強化されていたため、コクピットの計器が少々火花を噴いていた)。有翼V/STOL機であり、その大きな特徴として瞬間で摂氏-200度に達する超低温レーザーや冷凍ミサイル等ほとんどの装備が冷却兵器であることが挙げられる。例外はカドミウム弾であるが、これもいわゆる攻撃火器ではなく、あくまでも核反応抑制のための装備である(大火災鎮火用途も検討されていた模様)。戦闘スタイルは過去の2機とは違い、高い機動力で敵の攻撃を回避しながら冷凍兵器を集中させるという、ガルーダ以来の戦法が取られている。動力はレーザー核融合炉(パンフレットによる)。格納庫はかなり深い地下にあり、カタパルトまでは回転台に載せられて上昇する。ちなみに、分かりづらいが可変翼機構を持っており、格納庫の場面やカタパルトで発進する際等は翼の端を折りたたんでいる。

  • 全長:38.5メートル
  • 全幅:58.7メートル
  • 全高:7.4メートル
  • 総重量:220トン
  • 速度:マッハ1.7
  • 動力:レーザー核融合炉
  • 乗員:3名

武装[編集]

収納式上部ミサイルポッド
機体中央からせり上がる、各種弾頭弾を搭載可能なミサイルポッド。4連装×2基で、最大装弾数16発。豊後水道での出撃時にカドミウム弾を搭載し発射した。
1000万ボルト95式超低温レーザー砲
機種先端が展開して現れるレーザー砲。発射口は反射集束板と多層式発振レンズで構成されており、最大出力による超低温レーザー光線の連続照射は15秒以内。この後次回発射まで4秒のインターバルを要する。
4連装冷凍ミサイルランチャー
両翼下部に1基ずつ装備されている冷凍ミサイルの発射口。豊後水道での出撃時には、連射することでゴジラを6時間凍りつかせることに成功した。
照明弾ランチャー
上部ミサイルポッドの両脇に2基ずつ、計4基が装備されている照明弾の発射口。装弾数4発。劇中未使用。

劇中の活躍[編集]

ゴジラが核爆発の危険があるために攻撃できない(通常の火器しかもっていないため)Gフォースに代わり、ゴジラの伊方発電所襲撃を阻止するために豊後水道へ出撃。防衛庁特殊戦略作戦室長の黒木特佐が搭乗し、直接指揮の下、周辺海面ごと氷付けにした上でカドミウム弾による核分裂反応抑制を行い、ゴジラを豊後水道で一度沈黙させる戦果を挙げる。ゴジラの体温が予想以上に高温だったため6時間程度しか効果が無かったものの、撃ち込んだカドミウムは制御剤として効果を発揮しゴジラの核爆発という最悪の事態は回避されることとなる。

その後も火器しかないためゴジラに対して有効な作戦を立てられないGフォースに代わり、冷凍兵器を配備(冷凍レーザータンクのほか、メーサー戦車には冷凍弾を装填したミサイルポッドを装備)した陸上自衛隊が主戦力となったため、スーパーXIIIはその前線指揮を執ることになる。

そしてゴジラとの戦いで空中に逃げたデストロイアにとどめを刺した後、メルトダウンを始めたゴジラに全冷凍兵器を浴びせ、ゴジラの最期を見届ける。

メカゴジラ系列の機体を除き、ゴジラ映画史上、唯一怪獣の撃破に成功した自衛隊の兵器である。

コロコロコミック版[編集]

月刊コロコロコミック』に掲載された『vsデストロイア』のコミカライズ版では、前進翼を持つステルス性の高い戦闘機として全く違うデザインで登場し出動、現場で翼を前に折りたたみスーパーX2に近い外見となった突入形態(アタックフォーメーションと読む)となり、ゴジラに核分析器(核アナライザーと読む)を取り付けることに成功したが、故障により放棄されている(その後ゴジラが冷却されたり、メルトダウンを起こしていることから、おそらくは完全に破壊されてしまったものと思われる)。このコミカライズ版でのパイロットは『ゴジラvsスペースゴジラ』で活躍した結城晃(『vsスペースゴジラ』の事件後逮捕・収監されていたがこの作戦のために一時釈放される)。

備考[編集]

デザイン
決定デザインは西川伸司
企画書段階ではGフォース最終兵器と位置づけているものもあり、この設定に基づいて轟天号を模したデザインのものも描かれている[8]
造型
造形はオガワモデリング[9]
小学館『ゴジラVSデストロイア超全集』には、機体が一部破損した状態で三面写真が掲載されており、作戦終了後に撮影された旨が記述されている[10]
登場案
スーパーXIIIの登場案は『vsデストロイア』以前からたびたび挙がっていた。
ゴジラvsモスラ』では93式メーサー攻撃機をスーパーXIIIとして登場させる案も存在した[11]
『vsモスラ』の準備案の一つ『ゴジラ対メカニコング(マイクロユニバース イン ゴジラ)』では、メカニコングの正式名称を「対G兵器SX-3」としていた[12]

脚注[編集]

  1. ^ ゴジラ対ヘドラ』で登場した巨大電極板など、ゴジラの熱線の直撃に耐えられた特殊装備も一応ある。
  2. ^ 搭乗員の帽子や服装には「401 SQ」の文字が確認できる。
  3. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 211
  4. ^ 形式番号のDAG-MBSとは「Defence Against Godzilla - Main Battle Ship」の略であり、対ゴジラ用主力戦艦の意味となる。
  5. ^ a b 東宝特撮映画大全集 2012, pp. 222
  6. ^ 平成ゴジラパーフェクション 2012, p. 149 「平成ゴジラバーニング・コラム」。
  7. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 223
  8. ^ 平成ゴジラパーフェクション 2012 pp.96 - 97 「ゴジラVSデストロイアアートワークス」。
  9. ^ ゴジラVSデストロイア超全集 1996, p. 73
  10. ^ ゴジラVSデストロイア超全集 1996, p. 27
  11. ^ 平成ゴジラパーフェクション 2012 p.46 「ゴジラVSモスラアートワークス」。
  12. ^ 平成ゴジラパーフェクション 2012, pp. 131 - 135 「幻の平成ゴジラストーリー」。

参考文献[編集]

関連項目[編集]