スウォンジー・アンド・マンブルズ鉄道
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スウォンジー・アンド・マンブルズ鉄道（スウォンジー・アンド・マンブルズてつどう）は世界で初めて旅客輸送を行った馬車鉄道である。
1804年に開業し、マンブルズの採石場からスウォンジーなどに石灰岩を輸送した。イギリス政府が奴隷制度を廃止したのと同じ日に初めて旅行者を乗せた。この鉄道は1960年1月に廃止され、廃止時は電気トラムが用いられていたが、それ以前に馬から蒸気機関車に変更されている。
歴史[編集]
1804年 、 スウォンジーのドックに物資を輸送するためにスウォンジーとマンブルズの間に鉄道線を敷設する計画が、イギリス政府によって承認された。最初の線路はその年の10月に敷設された。合併してスウォンジー・アンド・マンブルズ鉄道となる以前の名称はオイスターマス鉄道で、一般にはマンブルズ鉄道の名前で知られていた。
スウォンジーとオイスターマスの間には道路がなく、鉄道の本来の目的は石炭、鉄鉱石、石灰岩を輸送することであった。1807年に馬がけん引する客車によりスウォンジーにあるスウォンジー運河の近くのブルーアリー・バンクからスウォンジー湾に沿ってオイスターマスの漁港にあるキャッスル・ヒル(現在のクレメンツ採石)までの間の旅客輸送が開始された。
参考文献[編集]
- The First Passenger Railway (The Oystermouth or Swansea & Mumbles Line), by Charles E. Lee, 1942
- The Swansea & Mumbles Railway, by Charles E. Lee, 1988 (ISBN 0853613818)
- The Mumbles Railway, The World's First Passenger Railway, published by the Mumbles Railway Society, c1980
- Rock & Roll To Paradise, The History of the Mumbles Railway, by Rob Gittins, 1982 (ISBN 0850886384)
- The Life and Times of the Swansea and Mumbles Railway, by Gerald Gabb, 1987 (ISBN 0905928792)
