ジョン・バース

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ジョン・シモンズ・バースJohn Simmons Barth, 1930年5月27日 - )は、アメリカ合衆国小説家メリーランド州ボルティモアドイツ系移民の家に生まれた。男女の双生児の一人だった。

ジュリアード音楽学校中退後、ジョンズ・ホプキンズ大学卒業。ポストモダニズムを代表する存在。歴史などの、事実とされる事柄を変質させる作風を持つ。

たとえば、代表作『酔いどれ草の仲買人(1960年)』では歴史上実在した人物を取り上げ、記録を丁寧に調べた上でフィクションを混ぜ合わせて、フィクションとしての歴史を表現した。物語の持つ面白さを、過去の文学者たちがやり残した課題において追求する姿勢を続けている。

他の代表作は『やぎ少年ジャイルズ(1966年)』、『キマイラ(1972年、73年度全米図書賞)』、『レターズ(1979年)』など。

著作[編集]

小説[編集]

  • The Floating Opera (1957) (『フローティング・オペラ』)
  • The End of the Road (1958) (『旅路の果て』)
  • The Sot-Weed Factor (1960) (『酔いどれ草の仲買人』)
  • Giles Goat-Boy (1966) (『やぎ少年ジャイルズ』)
  • Lost in the Funhouse (1968)
  • Chimera (1972) (『キマイラ』) 
  • LETTERS (1979) (『レターズ』)
  • Sabbatical (1982) (『サバティカル -あるロマンス』)
  • The Tidewater Tales (1987)
  • The Last Voyage of Somebody the Sailor (1991) (『船乗りサムボディ最後の船旅』)
  • Once upon a Time: A Floating Opera (1994)
  • On with the Story (1996) (『ストーリーを続けよう』)
  • Coming Soon!!! (2001)
  • The Book of Ten Nights and a Night (2004)
  • Where Three Roads Meet (2005)

ノンフィクション[編集]

  • The Friday Book (1984) (『金曜日の本』)
  • Further Fridays (1995)

外部リンク[編集]