ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡

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ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡
ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡
中央がジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡、手前はカルテクサブミリ波天文台
運用組織 Joint Astronomy Centre
設置場所 アメリカ合衆国ハワイ州マウナ・ケア山
観測波長 電波
観測開始年 1987年
形式 カセグレン/ナスミス式
口径 15メートル
開口面積 177平方メートル
架台 経緯台式
ウェブサイト James Clerk Maxwell Telescope
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ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡 (James Clerk Maxwell Telescope, JCMT) は、ハワイ島マウナケア山頂天文台群にある電波望遠鏡である[1]。口径15mのパラボラアンテナによってミリ波・サブミリ波を観測することができる。Joint Astronomy Centreが運営を担っている。サブミリ波観測に用いられる望遠鏡としては、世界最大の口径を誇る。

性能[編集]

主反射鏡[編集]

  • 直径:15m
  • 平均表面誤差:30マイクロメートル
  • ホモロガス変形法を採用

架台[編集]

  • 架台形式 経緯台
  • 天体追尾精度:1.5秒角
  • 観測可能天体高度:5度~87度

望遠鏡設置場所[編集]

  • 緯度 北緯 19度49分33秒
  • 経度 西経155度28分47秒
  • 海抜 4,092m

観測装置[編集]

  • RxA [2]
    • 観測可能周波数:215 - 270 GHz
    • 1画素 SIS受信機
  • HARP [2]
    • 観測可能周波数:325 - 375 GHz
    • 16画素 SIS受信機
  • RxW [2]
    • 観測可能周波数:315-375 GHz または 630-710 GHz
  • Submillimetre Common-User Bolometer Array (SCUBA) [3]
    • 観測可能波長:450μm及び850μm
    • ボロメータアレイ
    • 画素数:91画素(450μm)、37画素(850μm)

この他SCUBAの後継装置として、450μm及び850μmの2波長帯においてそれぞれ1万画素を持つSCUBA2の開発が進められている[4]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ H.E. Matthews, J. Leech (2004年11月10日). “Overview of the JCMT”. JAC. 2010年5月22日閲覧。
  2. ^ a b c JAC (2009年8月9日). “Observing Spectral Lines”. JAC. 2010年5月22日閲覧。
  3. ^ JAC (2004年8月18日). “SCUBA: An introduction”. JAC. 2010年5月22日閲覧。
  4. ^ JAC (2004年9月21日). “The SCUBA-2 project”. JAC. 2010年5月22日閲覧。

外部リンク[編集]