クロロ酢酸ナトリウム
クロロ酢酸ナトリウム | |
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IUPAC名 | クロロエタン酸ナトリウム |
別名 | モノクロロ酢酸ナトリウム |
分子式 | C2H2ClO2Na |
示性式 | ClCH2CO2Na |
分子量 | 116.48 |
CAS登録番号 | 3926-62-3 |
形状 | 無色結晶または白色粉末 |
融点 | 200 °C(分解) |
出典 | ICSC[1] |
クロロ酢酸ナトリウム(クロロさくさんナトリウム)は クロロ酢酸のナトリウム塩。別名はモノクロロ酢酸ナトリウム、モノクロル酢酸ソーダ塩など。
性質[編集]
可燃性であり、劇物に指定されている。これを燃やすと、塩素等の有毒で腐食性のヒュームを発生する。水によく溶け、20 ℃ における溶解度は 85 g/100 mL[2]。
触れると皮膚が炎症を起こす。また、目、鼻、喉等の粘膜にも炎症を引き起こす[2]。
合成法[編集]
クロロ酢酸ナトリウムはクロロ酢酸と水酸化ナトリウムの中和反応により得られる。
出典[編集]
- ^ 国際化学物質安全性カード クロロ酢酸ナトリウム ICSC番号:1449 (日本語版), 国立医薬品食品衛生研究所
- ^ a b Merck Index 14th ed., 2112.
外部リンク[編集]
- 国際化学物質安全性カード クロロ酢酸ナトリウム (ICSC:1449) 日本語版(国立医薬品食品衛生研究所による), 英語版