クリソラミナリン

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クリソラミナリン
識別情報
CAS登録番号 9013-94-9
ChemSpider NA
特性
化学式 variable
モル質量 variable
融点

273 °C[1]

への溶解度 Soluble
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

クリソラミナリン(Chrysolaminarin)は、β(1→3)結合とβ(1→6)結合のグルコースが11:1の割合で含まれる直鎖のポリマーである[1][2]ロイコシンとしても知られている。セルロースと並んで、世界で最も普遍的に存在する生体高分子であると言われている。

機能[編集]

クリソラミナリンは、光合成を行うストラメノパイルで典型的に見られる貯蔵多糖である。珪藻等の植物プランクトンの貯蔵栄養として用いられる(褐藻ラミナリンと同様)[3]

クリソラミナリンは、これらの植物の細胞内に水に溶解して貯蔵され、液胞屈折率はクリソラミナリンの濃度とともに増加する。さらに、ストラメノパイルは、貯蔵物質として油も用いる。エネルギーの保存の他に、油は藻類の浮力の調節にも役立っている[4]

出典[編集]

  1. ^ a b Beattie et al.; Hirst, EL; Percival, E (1961). [http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pmcentrez&artid=1205682 “Studies on the metabolism of the Chrysophyceae. Comparative structural investigations on leucosin (chrysolaminarin) separated from diatoms and laminarin from the brown algae”]. Biochem J. 79 (3): 531–537. PMC 1205682. PMID 13688276. http://www.pubmedcentral.nih.gov/articlerender.fcgi?tool=pmcentrez&artid=1205682. 
  2. ^ Basic definition of chrysolaminarin, Susquehanna University
  3. ^ Biological use of chrysolaminarin, California State University, Stanislaus
  4. ^ Putz; Gross (2004). “Valuable products from biotechnology of microalgae”. Applied Microbiology and Biotechnology 65 (6): 635–48. doi:10.1007/s00253-004-1647-x. PMID 15300417. http://www.springerlink.com/content/gbbkaptetj1n76h3/fulltext.html.