クエラ・ヴェッキア・ロカンダ

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クエラ・ヴェッキア・ロカンダ
Quella Vecchia Locanda
別名 QVL
出身地 イタリアの旗 イタリア ローマ
ジャンル プログレッシブ・ロック
実験音楽
活動期間 1970年 - 1974年
レーベル Help!、Contempo、RCA Italiana、Mellow Records
旧メンバー Giorgio Giorgi
Raimondo Maria Cocco
Massimo Roselli
Romualdo Coletta
Massimo Giorgi
Patrick Traina
Don V. Lax (Donald Lax)
Claudio Filice

クエラ・ヴェッキア・ロカンダ[1]Quella Vecchia Locanda、「That old inn(あの古宿)」のイタリア語)は、1970年にローマで結成したイタリアのプログレッシブ・ロック、シンフォニック・ロック、室内楽の音楽グループであった。バンドは1972年と1974年に2枚のスタジオ・アルバムをリリースした。

2枚のスタジオ・アルバムはどちらも好評を博している[2][3]

バンドの歌手(そしてフルート奏者)は、Giorgio Giorgiであった。ファースト・アルバムのヴァイオリン奏者であるDon V. Laxのインタビューによると、「バッハブラームスコレッリを見つけて音楽に織り込んで、クラシック的なロックの融合を作っていました」と語っている。ライブ・パフォーマンスに関しては「15万人を前にヴィラ・パンフィーリで演奏するのが最も印象に残っていますが、他にも巨大な野外コンサートや、テレビ番組、ローマのクラブ、それに海岸でも演奏しましたよ」という。

関連する演奏[編集]

Don Laxは、キャンパー・ヴァン・ベートーヴェンなどのアーティストのためにヴァイオリンを演奏し、ムーディー・ブルースへのゲスト参加で知られるティム・トンプキンスと短い期間にコラボレートした[4]

メンバー[編集]

  • Giorgio Giorgi - ボーカル、フルート (1970年-1974年)
  • Raimondo Maria Cocco - ギター、クラリネット (1970年-1974年)
  • Massimo Roselli - キーボード、ボーカル (1970年-1974年)
  • Romualdo Coletta - ベース (1970年-1972年)
  • Massimo Giorgi - ベース (1974年)
  • Patrick Traina - ドラム、パーカッション (1970-1974年)
  • Don V. Lax (Donald Lax) - ヴァイオリン (1970年-1972年)
  • Claudio Filice - ヴァイオリン (1974年)

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • 『クエラ・ヴェッキア・ロカンダ』 - Quella vecchia locanda (1972年) ※旧邦題『古ぼけた宿屋の人々』
  • 『歓喜の時』 - Il tempo della gioia (1974年) ※旧邦題『歓びの瞬間』

ライブ・アルバム[編集]

  • Live (1993年) ※1971年録音

シングル[編集]

  • "Villa Doria Pamphili" (1974年)
  • "Io ti amo" (1993年)

脚注[編集]

  1. ^ クエラ・ベッキア・ロカンダ」の表記もある。
  2. ^ Quella vecchia locanda by Quella Vecchia Locanda : Reviews and Ratings”. Rate Your Music. 2012年9月27日閲覧。
  3. ^ Il Tempo Della Gioia by Quella Vecchia Locanda : Reviews and Ratings”. Rate Your Music. 2012年9月27日閲覧。
  4. ^ The italian music of the 70's - La musica italiana degli anni '70”. Italian prog. 2012年9月27日閲覧。

外部リンク[編集]