ギヨーム・ブラック

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ギヨーム・ブラック
Guillaume Brac
生年月日 (1977-05-11) 1977年5月11日(46歳)
出生地 フランスの旗 フランス パリ[1]
職業 映画監督
ジャンル 映画
 
受賞
ベルリン国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
2020年みんなのヴァカンス
その他の賞
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ギヨーム・ブラック(Guillaume Brac、1977年5月11日[2] - )は、フランス映画監督である[3]

経歴[編集]

1977年5月11日[2]パリに生まれる[1]。初の劇場公開作である『遭難者』と『女っ気なし』が、フランスでロングラン・ヒットした[4]藤井仁子は「ギヨーム・ブラックの登場は、たんに最近の注目すべき話題であるばかりか、この何十年というスパンでフランス映画界に絶えて久しかった事件であると少しの迷いもなく断言する」と述べた[5]。2013年、初の長編映画『やさしい人』を手がけた[6]

フィルモグラフィー[編集]

長編映画[編集]

  • やさしい人 Tonnerre (2013年) - 監督・脚本
  • 7月の物語 Contes de juillet (2017年) - 監督・脚本
  • 宝島 L'Île au trésor (2018年) - 監督

短編映画[編集]

  • 遭難者 Le Naufragé (2009年) - 監督・脚本・製作
  • 女っ気なし Un monde sans femmes (2011年) - 監督・脚本・製作
  • 勇者たちの休息 Le Repos des braves (2016年) - 監督

脚注[編集]

  1. ^ a b Guillaume Brac”. Viennale. 2013年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月23日閲覧。
  2. ^ a b ギヨーム・ブラック監督『女っ気なし』『遭難者』ティーチイン採録”. LOAD SHOW (2014年9月30日). 2015年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月24日閲覧。
  3. ^ 監督 ギヨーム・ブラック インタヴュー「ヴァカンスに行く、映画を見る。」”. Nobody (2013年11月3日). 2013年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月3日閲覧。
  4. ^ 孤独な青年の悲哀とつかの間の恋を繊細に描きロングランヒット 監督が語る”. 映画.com (2013年6月22日). 2013年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月3日閲覧。
  5. ^ 藤井仁子 (2013年12月3日). “第十七回 厳密であるがゆえの不確定性が見えない世界の黒々とした拡がりを触知させる 『女っ気なし』”. 神戸映画資料館. 2013年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月3日閲覧。
  6. ^ 蓮實重彦「映画時評 (71)」『群像』2014年11月、302-304頁。 

外部リンク[編集]