オカダシゲヒロ

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オカダシゲヒロ/おかだしげひろは、日本漫画家イラストレーター画家

経歴[編集]

16歳の頃から月刊漫画誌『ガロ』に3年間持ち込み続ける。

1999年、19歳の時『第一回アックスマンガ新人賞』で小田桐宗のペンネームで佳作デビュー。その後、ペンネームを小田桐宗ではなく現在のオカダシゲヒロに変更する[1]

アックス』(青林工藝舎)にて「半熟キッズ!?」を、ナックルズ・ザ・タブー(ミリオン出版)にて「王様の耳はロバの耳」を連載。

また、セミ書房出版の漫画雑誌「架空」にもしばしば作品を発表している。

本人曰く、「『アックス』で単行本を出して表紙まで描いたにもかかわらずインタビューや特集号が組まれなかったのは私だけ」

2019年、イラスト専門誌「イラストレーション」(季刊)の誌上コンペティション「ザ・チョイス」とホルベインの共同企画、「ホルベイン×ザ・チョイス」入選。グラフィックデザイナーの川名潤の審査にて選出。ホルベインから、用途別スケッチブック 水彩画用ブックのビジュアルに使用され、商品化される。 [2]

2020年9月より「ゆうがたのくに」に「おかだしげひろ」名義で絵画作品を寄稿。10月発売の第15号では表紙を飾る。

2022年11月、第48回現代童画展に入選

単行本[編集]

  • 『半熟キッズ!?』青林工藝舎、2012年4月、ISBN 978-4883793617
  • 著:多田文明、イラスト担当:イースト・プレス『マンガついていったらこうなった』2008年6月3日、ISBN 978-4872578140
  • 著:多田文明、イラスト担当:イーストプレス『マンガ ついていったらこうなった―実録!悪徳商法潜入ルポ』文庫ぎんが堂、2011年11月30日、ISBN 978-4781670584
  • 企画監修:駕籠真太郎『うんこ100選〜世界がもし100個のうんこだったら2〜』※執筆のひとり

掲載[編集]

  • アックス Vol.84「半熟キッズ!?」最終回 2011年12月31日発行
  • アックス Vol.82「半熟キッズ!?」第2部・涙のキスの巻 2011年8月31日発行
  • アックス Vol.81「半熟キッズ!?」第2部・危篤の母の巻 2011年6月30日発行
  • アックス Vol.80「半熟キッズ!?」第2部・真実を知るの巻 2011年4月30日発行
  • アックス Vol.79「半熟キッズ!?」第2部・本物の親の巻 2011年2月28日発行
  • アックス Vol.78「半熟キッズ!?」第2部・地球の母の巻 2010年12月31日発行
  • アックス Vol.77「半熟キッズ!?」第2部・惑星キモの巻 2010年10月31日発行
  • アックス Vol.76「半熟キッズ!?」本当の友達の巻 2010年8月31日発行
  • アックス Vol.75「半熟キッズ!?」パンドラの匣の巻 2010年6月30日発行
  • アックス Vol.72「半熟キッズ!?」番外編「愛」の巻 2009年12月31日発行
  • アックス Vol.71「半熟キッズ!?」町内マラソンの巻 2009年10月31日発行
  • アックス Vol.69「半熟キッズ!?」巨大ヤンキー大和君の巻 2009年6月30日発行
  • アックス Vol.67 ◎特集/根本敬 「真理の時代-その企みと神髄」座談会/根本敬×南伸坊×みうらじゅん 対談/遠藤賢司×杉作J太郎 コメント/蛭子能収、オカダシゲヒロ、後藤友香、島田虎之介、末井昭、花くまゆうさく、花輪和一、ひさうちみちお、湯浅学 2009年2月25日発行
  • アックス Vol.58「半熟キッズ!?」 2007年8月31日発行
  • アックス Vol.52「半熟キッズ!?」 2006年8月31日発行
  • アックス Vol.51「花のような一瞬」 2006年6月25日発行
  • アックス Vol.50「俺のプライド」 2006年4月30日発行
  • アックス Vol.47「サマータイムブルース」 2005年10月30日発行
  • アックス Vol.45「俺」2005年6月30日発行
  • アックス Vol.25「モカちゃんの教訓」 2002年2月28日発行
  • アックス Vol.17「はじめての光」 2000年10月31日発行
  • アックス Vol.11「マイフレンド〜やさしい場所〜」 1999年10月31日発行
  • アックス Vol.08佳作「空の色」小田桐宗 1999年4月30日発行

脚注[編集]