エリアス・チャイルド

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エリアス・チャイルド(Elias Childe、1778年 - 1849年英国王立芸術家協会会員)は、イギリス出身の風景画家であり、油彩と水彩で多くの絵画を描いた画家である。

生涯[編集]

彼は画家のジェームス・ウォーレン・チャイルド幻灯機を開発したヘンリー・ラングドン・チャイルド英語版の兄である[1]。1798年に王立芸術院に初めて出品した。弟のジェームスとともにソーホー地区のコンプトン通り29番地で暮らした。風景画に専念するようになり、その分野において成功を収めた。1825年、英国王立芸術家協会のフェローに選出された[2]

1848年、チャイルドは自身最後の展覧会を開き、翌年の1849年に没した[1]

作品[編集]

「月光: ある創作」 (エリアス・チャイルド画)

チャイルドは英国王立芸術家協会、王立芸術院、および英国美術振興会英語版の展覧会に500点以上の絵画を出品した。彼の絵画は人気を博し、売れ行きは好調であった。彼は特に月光の効力を表現するのが得意で、サウスケンジントン英語版にあるテート・ギャラリー(当時のナショナル・ギャラリー・オブ・ブリティッシュ)にその流儀の一例が展示された。

出典[編集]

  1. ^ a b Peach, Annette. "Childe, Elias". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/5292 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
  2. ^ Stephen, Leslie, ed. (1887). "Childe, Elias" . Dictionary of National Biography (英語). Vol. 10. London: Smith, Elder & Co.

帰属[編集]

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外部リンク[編集]