ウォッシングマシーン・チャーリー

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ウォッシングマシーン・チャーリー(Washing Machine Charlie)、またはベッドチェック・チャーリー(Bedcheck Charlie)とは、ガダルカナル島の戦いの折、ヘンダーソン飛行場周辺にて単独夜間飛行を行なっていた日本軍作戦機に対する連合軍側のニックネームである。その名前は同調装置を外したエンジンの騒音を洗濯機に例えたものだった。

ガダルカナル島の戦いで、日本軍は様々な理由から夜間単独飛行を試みていた。主な目的は偵察や夜間艦砲射撃照準用の信号弾投下、そして連合軍将兵の睡眠妨害(いわゆるハラスメント攻撃)である。

これらの作戦には水上機などを含む様々な航空機が参加していたが、その中でも一式陸上攻撃機と思われる大型双発爆撃機はあえてプロペラの同調装置を切って飛行していたという。同調していないプロペラはけたたましい騒音を生み出し、多くの連合軍将兵の安眠を妨げ、「チャーリー」が去った後も一部の将兵は爆撃の不安から不寝番を強いられた。実際に「チャーリー」に続いて爆撃が行われる事は少なかった。戦後、夜間戦闘機が開発された背景には「チャーリー」への対抗手段という意味合いもあったされる。

またこれとは別に、欧州戦線で夕方頃に単独飛行を行なっていたドイツ機も、主にアメリカ軍人らによって「ベッドチェック・チャーリー」と呼ばれていた。

参考文献[編集]