ウィリアム・ワトソン (物理学者)

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ウィリアム・ワトソンの肖像画、原画はLemuel Francis Abbott、版画は J. Thornwaite (1784)

サーウィリアム・ワトソン FRS(William Watson、1715年4月13日 - 1787年5月10日)は、イギリス医師植物学者物理学者である。初期の電気技術の研究者の一人である。

生涯[編集]

ロンドンで生まれた。はじめ植物学の分野を研究し、リンネの研究をイギリスに紹介した一人である。1741年に王立協会フェローとなり、1774年から1776年までと1782年から1787年までの二度副会長を務めた[1]。1745年に電気技術の分野の業績でコプリ・メダルを受賞した[1]

1746年に電気を蓄えるライデン瓶の内面、外面を鉛の箔で覆うと、その容量が増えることを示した。フランスシャルル・フランソワ・デュ・フェが2種類の電気(électricité résineuse:樹脂電気とélectricité vitreuse:ガラス電気)があると主張したのに対して、「電気エーテル」と呼んだ単一の流体の余剰(正電荷)と欠乏(負電荷)であると主張した。同時期にベンジャミン・フランクリンも独立して同じ考えに至り、両者は、科学の分野、政治的な分野で協力することになった。

1746年にロンドンのシューターズヒルでフランスで行われた実験よりもはるかに長い2kmあまりの導体に電気が伝わる実験を行い、後に4kmあまりの実験を行った。


出典[編集]

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  1. ^ a b Watson; Sir; William (1715 - 1787)” (英語). Library and Archive catalogue. The Royal Society. 2014年8月25日閲覧。
  • The Electric Telegraph, in The Eclectic Magazine of Foreign Literature, Science, and Art, Volume 34 (April 1855), p. 467, originally from the The North British Review.
  • The Electric Telegraph, The North British Review, vol. 22 (Feb. 1855), p. 290.
  • "Watson, Sir William", Oxford Dictionary of National Biography 2004–2005

外部リンク[編集]