インスティトゥティオネス方式

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インスティトゥティオネス方式(Institutions インスティトゥティオネスほうしき)とは、民法典において、人(権利の主体),物(権利の客体),契約(権利の変動)に大別する形式。ガイウスの「法学提要」(The Institutiones of Gaius)にちなむ。フランス、リトアニア、オーストリアの民法典は、インスティトゥティオネス方式によって構成・記述されている。これと対照的な形式がパンデクテン方式と呼ばれる。