吉田一枝
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吉田一枝(よしだ かずえ、男性、1893年7月3日-1974年4月1日[1])は、日本の法学者。
秋田県出身。札幌第一中学校卒、1918年京都帝国大学法学部卒、大阪鉄工所(日立造船〈現:カナデビア〉の前身)に入り1920年より社命で米国に学ぶ。22年帰国、康徳学園で教え、1928年関西大学法学部教授、1949年大阪商業大学・大阪学芸大学教授(兼任)、1957年退職し弁護士を開業、京都産業大学・梅花女子大学教授を兼ねる[2]。
著書
[編集]- 『日本憲法学講義 上巻』甲文堂書店 1935
- 『日本憲法特質論』甲文堂書店 1935
- 『日本憲法学講義 昭和11年度』甲文堂書店 1936
- 共著
- 『外国憲法概説 ソ同盟・中共・アメリカ合衆国憲法』今井直重共著 三和書房 1956
- 記念論文集
論文
[編集]- 吉田一枝「戦争の放棄に就いて」『自由と正義』第2巻第4号、日本弁護士連合会、1951年4月、14-15頁、ISSN 04477480、NAID 40001735139。
- 吉田一枝「日本国憲法はどうして確定されたか」『大阪学芸大学紀要 A 人文科学』第1号、大阪学芸大学、1952年、133-153頁、ISSN 03893405、NAID 40000290747。
- 吉田一枝「所謂「戦争の放棄」に就いて」『大阪学芸大学紀要 A 人文科学』第2号、大阪学芸大学、1954年3月、173-194頁、ISSN 03893405、NAID 40000290766。
- 吉田一枝「日本国憲法成立過程の真相」『法政論叢』第4号、関西法政学会、1956年、ISSN 03865266、NAID 40003488863。
脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ 今井直重, 「吉田一枝先生を偲ぶ」『法政論叢』 1975年 11巻 p.1-3, 日本法政学会, doi:10.20816/jalps.11.0_1, NAID 110002803722