茶目坊主魚釣の巻

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茶目坊主魚釣の巻
芋川椋三釣の巻
監督 下川凹天
脚本 下川凹天
製作会社 天然色活動写真
配給 天然色活動写真
公開 日本の旗 1917年9月9日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 芋川椋三宙返りの巻(1917年)
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茶目坊主魚釣の巻』(ちゃめぼうずうおつりにまき)は、1917年大正6年)9月9日公開の日本の短篇アニメーション映画である。フィルムは21世紀現在でも現存が確認されていない。原題は『芋川椋三釣の巻』だったが、公開時は『茶目坊主魚釣の巻』と改題された模様[1]

概要[編集]

初の国産アニメ映画を送り出した下川凹天による第5作目。下川が過去に描いたマンガのキャラクター、「芋川椋三」を主人公とした一連のアニメ映画の1本。作画時に電球の直射光を見過ぎた下川は目を悪くし、翌1918年に入院[2]。本作を最後にアニメ制作を引退する。

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 当時は、この頃の人気マンガ『茶目と凸坊』にあやかって、アニメ映画のタイトルに勝手に「茶目」「凸坊」といった名前を付けることが流行していた。
  2. ^ 結果的にアニメーターの職業病第1号となる。

関連項目[編集]