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経営参加権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

経営参加権(けいえいさんかけん)は、株式会社株主が持つ権利の一つで、株主総会に出席し、企業の経営の重要な方針についての決議等に参加し、経営の意思決定に関与する権利である。株主総会の議決権が代表的な権利である。

共益権の一つであり、利益配当請求権残余財産分配請求権などの自益権とともに、株主の権利の双璧をなす。

通常は1株または1単元株につき1票の議決権が与えられる(一株一議決権の原則)が、端株無議決権株、単元未満株等の株主には議決権が与えられない(会社法308条)。

この権利により、株式には企業を支配できる価値が含まれると考えられ、株式は支配証券であると捉えられている。

  • 会社法は、以下で条数のみ記載する。

派生する権利

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株式を共有する場合

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権利を行使するためには、原則として、行使する者一人を定め、会社に氏名又は名称を通知しなければならない。

行使方法

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  • 議場へ出席し発言、投票する。
  • 代理人によって行使する。
  • 書面によって行使する。 
  • 電磁的方法によって行使する(会社の承諾が必要)。

関連項目

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