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直示的定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

直示的定義(ちょくじてきていぎ、英:Ostensive definition)とは、実例を示して言葉の意味を伝える方法。定義の方法のひとつ。

すなわち「あれがです」と言って月を指差す、「これが赤色だよ」といいながら赤いものを指差す、「スキップするって、こういうこと」と言いながら実際にスキップしてみるなどのことをさす。

一般に定義は、言葉を使って言葉の説明を行うものだが、直示的定義はそうした形での言語への依存度が小さい(これが皆無であるかどうかについては議論が集まる)。

そのため子供に言葉の意味を教える場合や、語彙をほとんど持たない外国人へ言葉の意味を教える場合、また直示以外の方法で言葉の意味を伝えるのが難しい場合(例えば赤色がどんな色かを教える場合など)などの場合に、特に重要な意味の伝達方法となる。

参考文献

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関連文献

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日本語のオープンアクセス文献

関連項目

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