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'''ペガサスワールドカップ インヴィティショナル ステークス'''(''{{Lang|en|Pegasus World Cup}}'' ''invitational stakes'')は、2017年より[[アメリカ合衆国]][[フロリダ州]]の[[ガルフストリームパーク競馬場]]で施行されている[[競馬]][[平地競走]]である。
'''ペガサスワールドカップ インヴィティショナル ステークス'''(''{{Lang|en|Pegasus World Cup}}'' ''invitational stakes'')は、2017年より[[アメリカ合衆国]][[フロリダ州]]の[[ガルフストリームパーク競馬場]]で施行されている[[競馬]][[平地競走]]である。


==概要==
== 概要 ==
2016年5月11日、ストロナックグループは総賞金1,200万ドルと世界最高賞金額となる本競走を2017年1月28日にガルフストリームパーク競馬場で開催すると発表した。
{{要出典範囲|date=2020年8月|2016年5月11日、ストロナックグループは総賞金1,200万ドルと世界最高賞金額となる本競走を2017年1月28日にガルフストリームパーク競馬場で開催すると発表した}}


出走頭数は12頭に限定され、出走馬の関係者は本競走の出走枠を得るために100万ドルを支払う。
{{要出典範囲|date=2020年8月|出走頭数は12頭に限定され、出走馬の関係者は本競走の出走枠を得るために100万ドルを支払う}}


出走枠を得た登録馬の馬主はその馬を参戦させること、リースすること、契約を結ぶこと、共同所有することが可能である。また出走枠の売却もできる。最初の段階での登録馬は、将来のペガサスワールドカップへ出走する選択権を優先的に与えられる<ref>[http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2016/20/3.html ストロナックグループ、世界最高賞金のレースを開催予定(アメリカ)] ジャパンスタッドブックインターナショナル、2016年8月4日閲覧</ref>。
出走枠を得た登録馬の馬主はその馬を参戦させること、リースすること、契約を結ぶこと、共同所有することが可能である。また出走枠の売却もできる。最初の段階での登録馬は、将来のペガサスワールドカップへ出走する選択権を優先的に与えられる<ref>[http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2016/20/3.html ストロナックグループ、世界最高賞金のレースを開催予定(アメリカ)] ジャパンスタッドブックインターナショナル、2016年8月4日閲覧</ref>。


同年7月22日、[[アメリカグレードステークス委員会]]はG1に格付けすると発表した。2016年までガルフストリームパーク競馬場で開催の[[ドンハンデキャップ]]をリニューアルする形で新設される事から、本競走をG1格付けにすることを投票で決定した。
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2019年からは'''[[ペガサスワールドカップターフ]]'''の新設・同レースとの同時開催に伴い、総賞金額と出走料もそれぞれ900万ドル、50万ドルに変更となる<ref>[http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2018/36/1.html ペガサスワールドカップデーに芝レース追加(アメリカ)] ジャパンスタッドブックインターナショナル、2018年9月20日公開、2018年9月25日閲覧</ref>。
2019年からは'''[[ペガサスワールドカップターフ]]'''の新設・同レースとの同時開催に伴い、総賞金額と出走料もそれぞれ900万ドル、50万ドルに変更となる<ref>[http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2018/36/1.html ペガサスワールドカップデーに芝レース追加(アメリカ)] ジャパンスタッドブックインターナショナル、2018年9月20日公開、2018年9月25日閲覧</ref>。


2020年からは登録料制度が廃止されるとともに総賞金額も300万ドルに減額される。
{{要出典範囲|date=2020年8月|2020年からは登録料制度が廃止されるとともに総賞金額も300万ドルに減額される}}


出走条件は4歳以上、競走距離はダート9ハロン(約1800m)となる<ref>[http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2016/31/3.html ペガサスワールドカップ、G1レースと格付けられる(アメリカ)] ジャパンスタッドブックインターナショナル、2016年8月4日閲覧</ref>。
出走条件は4歳以上、競走距離はダート9ハロン(約1800m)となる<ref>[http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2016/31/3.html ペガサスワールドカップ、G1レースと格付けられる(アメリカ)] ジャパンスタッドブックインターナショナル、2016年8月4日閲覧</ref>。
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!回数!!施行日!!優勝馬!!性齢!!タイム!!優勝騎手!!管理調教師!!馬主
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2020年8月27日 (木) 06:20時点における版

ペガサスワールドカップ インヴィティショナル ステークスPegasus World Cup invitational stakes)は、2017年よりアメリカ合衆国フロリダ州ガルフストリームパーク競馬場で施行されている競馬平地競走である。

概要

2016年5月11日、ストロナックグループは総賞金1,200万ドルと世界最高賞金額となる本競走を2017年1月28日にガルフストリームパーク競馬場で開催すると発表した[要出典]

出走頭数は12頭に限定され、出走馬の関係者は本競走の出走枠を得るために100万ドルを支払う[要出典]

出走枠を得た登録馬の馬主はその馬を参戦させること、リースすること、契約を結ぶこと、共同所有することが可能である。また出走枠の売却もできる。最初の段階での登録馬は、将来のペガサスワールドカップへ出走する選択権を優先的に与えられる[1]

同年7月22日、アメリカグレードステークス委員会はG1に格付けすると発表した[要出典]2016年までガルフストリームパーク競馬場で開催のドンハンデキャップをリニューアルする形で新設される事から、本競走をG1格付けにすることを投票で決定した[要出典]

2019年からはペガサスワールドカップターフの新設・同レースとの同時開催に伴い、総賞金額と出走料もそれぞれ900万ドル、50万ドルに変更となる[2]

2020年からは登録料制度が廃止されるとともに総賞金額も300万ドルに減額される[要出典]

出走条件は4歳以上、競走距離はダート9ハロン(約1800m)となる[3]

歴代優勝馬

回数 施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2017年1月28日 Arrogate 牡4 1:46.83 M.Smith B.Baffert Juddmonte Farms Inc
第2回 2018年1月27日 Gun Runner 牡5 1:47.41 F.Geroux S.Asmussen Winchell Thoroughbreds LLC & Three Chimneys Farm
第3回 2019年1月26日 City of Light 牡5 1:47.71 J.Castellano M.McCarthy Mr & Mrs W.Warren Jr
第4回 2020年1月25日 Mucho Gusto 牡4 1:48.85 I.Ortiz Jr B.Baffert HRH Prince Faisal Bin Khaled

脚注

  1. ^ ストロナックグループ、世界最高賞金のレースを開催予定(アメリカ) ジャパンスタッドブックインターナショナル、2016年8月4日閲覧
  2. ^ ペガサスワールドカップデーに芝レース追加(アメリカ) ジャパンスタッドブックインターナショナル、2018年9月20日公開、2018年9月25日閲覧
  3. ^ ペガサスワールドカップ、G1レースと格付けられる(アメリカ) ジャパンスタッドブックインターナショナル、2016年8月4日閲覧

各回競走結果の出典

外部リンク