「吸光度」の版間の差分

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2005年10月14日 (金) 00:41時点における版

吸光度(きゅうこうど, absorbance)とは特定の波長のに対して物質の吸収強度を示す尺度である。吸光度Aは次の定義に従って算出される。

lo = blank cellの透過光強度
l = sample cellの透過光強度

吸光度を測定するためには分光光度計が使用されるが、測定する光の波長帯により光源と検出器が異なるので、

  • 赤外分光光度計
  • 可視・紫外分光光度計

のいずれかの装置で測定される。

吸光度はSample Cellの光路長 (L) とSample濃度 (C) に比例し、

α = 吸光係数

で表され、これをランベルト・ベール(ランバート・ベール)の法則 (Lambert-Beer law) と呼ぶ。このランベルト・ベールの法則を使い、検量線から物質濃度を測定することが可能である。

関連項目