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「排気量」の版間の差分

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2010年2月2日 (火) 08:50時点における版

排気量

排気量 (はいきりょう) とは、内燃機関の燃焼行程に関わる容積の大きさを示す数値で、エンジンの性能指標のひとつである。単位は立方センチメートル(cc)であるが、慣習的にリットルを用いたり、諸外国では立方インチを使用するケースもある。

一般には排気量が大きくなるにしたがって、単位時間あたりに多くの混合気を燃焼させられるため、エンジンのトルクおよび出力は増加する傾向にある。反対に燃費は悪化する傾向があるが、機械損やパワーバンド、エンジン設計の関係上、小排気量エンジンが必ずしも低燃費であるわけではない。

エンジンのシリンダー内でピストンが上下する範囲の体積を行程容積といい、この値とシリンダー本数との積が総排気量となる。内径をd(mm)、行程をS(mm)、シリンダー数をNとした場合、、エンジンの総排気量D(cc)は次式で表される。