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[[昆虫の羽根]]は、ほぼ全ての昆虫に見られる、昆虫独自の構造である。ほぼ全ての昆虫において、完成した翅は成虫にしか見られないことから、成虫になるときの脱皮を特に羽化というのである。 |
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昆虫の変態の様式は大きく分けて[[不完全変態]]と[[完全変態]]に分けられる。 |
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不完全変態の昆虫の場合、幼虫の背中には小さな羽根があり、羽化の際にこれが大きくなる。完全変態の昆虫では、幼虫の間は羽根は外から見えず、蛹になってはじめて外見上でわかるようになる。 |
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いずれにせよ、成虫になるときには、羽根が一気に伸びて成虫の姿になる。 |
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羽化の際には、羽根が伸びるための空間が必要な場合が多い。羽根が充分に伸びない場合、その成虫はその後の活動が出来なくなることが多い。これは昆虫に良く見られる事故の一つである。 |
2005年9月3日 (土) 00:17時点における版
羽化(うか)とは、昆虫が、幼虫、あるいは蛹から成虫に脱皮をして羽が生えること。
昆虫の羽根は、ほぼ全ての昆虫に見られる、昆虫独自の構造である。ほぼ全ての昆虫において、完成した翅は成虫にしか見られないことから、成虫になるときの脱皮を特に羽化というのである。
昆虫の変態の様式は大きく分けて不完全変態と完全変態に分けられる。
不完全変態の昆虫の場合、幼虫の背中には小さな羽根があり、羽化の際にこれが大きくなる。完全変態の昆虫では、幼虫の間は羽根は外から見えず、蛹になってはじめて外見上でわかるようになる。
いずれにせよ、成虫になるときには、羽根が一気に伸びて成虫の姿になる。
羽化の際には、羽根が伸びるための空間が必要な場合が多い。羽根が充分に伸びない場合、その成虫はその後の活動が出来なくなることが多い。これは昆虫に良く見られる事故の一つである。