「G7 105mm榴弾砲」の版間の差分
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'''G7榴弾砲'''('''G7 Howitzer''')は、[[南アフリカ共和国]]製の105mm[[榴弾砲]]である。 |
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==概要== |
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G7榴弾砲は1995年に開発が開始され、[[アパルトヘイト]]政策が続いていた時期に南アフリカが開発した[[G5 155mm榴弾砲]]の技術を応用して設計された。同砲は105mm榴弾砲としては異例の52口径という超長砲身を装備しており、これが後述の長射程を提供する。 |
G7榴弾砲は1995年に開発が開始され、[[アパルトヘイト]]政策が続いていた時期に南アフリカが開発した[[G5 155mm榴弾砲]]の技術を応用して設計された。同砲は105mm榴弾砲としては異例の52口径という超長砲身を装備しており、これが後述の長射程を提供する。 |
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現時点に於いて採用国は存在しないが、アメリカでは陸軍のストライカー旅団や海兵隊への配備を考えており、南アフリカもカナダ、イギリス、オーストラリアへの売り込みを積極的に行っている。 |
現時点に於いて採用国は存在しないが、アメリカでは陸軍のストライカー旅団や海兵隊への配備を考えており、南アフリカもカナダ、イギリス、オーストラリアへの売り込みを積極的に行っている。 |
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==スペック== |
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*口径:105mm |
*口径:105mm |
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*全長:6.9m |
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*射程距離:32,000m(ベースブリード弾)/m(ロケット補助推進弾) |
*射程距離:32,000m(ベースブリード弾)/m(ロケット補助推進弾) |
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==関連項目== |
== 関連項目 == |
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*[[G5 155mm榴弾砲]] |
*[[G5 155mm榴弾砲]] |
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*[[G6ライノ155mm自走榴弾砲]] |
*[[G6ライノ155mm自走榴弾砲]] |
2009年9月15日 (火) 17:19時点における版
G7榴弾砲(G7 Howitzer)は、南アフリカ共和国製の105mm榴弾砲である。
概要
G7榴弾砲は1995年に開発が開始され、アパルトヘイト政策が続いていた時期に南アフリカが開発したG5 155mm榴弾砲の技術を応用して設計された。同砲は105mm榴弾砲としては異例の52口径という超長砲身を装備しており、これが後述の長射程を提供する。
G7の最大の特徴は射程距離の長さにあり、ベースブリード弾(en)を使用した場合の最大射程は32,000mにまで達する。この数字は世界に現存する全ての種類の105mm榴弾砲をアウトレンジ可能なものであり、同じ南アフリカ製のG5とG6ライノを除く大半の155mm榴弾砲すらも上回る数字である。
現時点に於いて採用国は存在しないが、アメリカでは陸軍のストライカー旅団や海兵隊への配備を考えており、南アフリカもカナダ、イギリス、オーストラリアへの売り込みを積極的に行っている。
スペック
- 口径:105mm
- 全長:6.9m
- 全幅:m
- 重量:3,800kg
- 砲身長:5,460mm(52口径)
- 仰俯角:-5°~+75°
- 左右旋回角:左右40°ずつ°
- 運用要員:5名
- 発射速度:6発/分(最大)、1発/分(連続射撃時)
- 射程距離:32,000m(ベースブリード弾)/m(ロケット補助推進弾)
関連項目
- 105mm榴弾砲