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エンジンの燃焼熱を利用して自らの点火部分(コイル状または棒状の蓄熱部分=点火部分)の赤熱状態を保つ点火栓を言う。 |
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本来の使用用途の点火栓として利用する場合は、電流を用いて点火栓に内臓されたコイルや棒を赤熱させ燃料に点火し始動する。 |
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この点火栓の特徴として複雑な点火回路が不要で、点火時期の調整が不要で、エンジンの回転が上がればそれにつれてグロープラグの赤熱度も行進し点火時期を早める自己調節機能を持つ。 |
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一般的には、点火部分の材質はニクロムか白金が使用される。 |
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昭和後期まで漁船のエンジンとして利用された焼玉エンジンは、この点火栓を備えており、厳しい環境下でも信頼性の高いエンジンとして利用された。 |
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現在では、模型用エンジンのほとんどがこの点火方法(グロー点火)を利用している。 |
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2005年7月27日 (水) 04:50時点における版
グロープラグとは、ディーゼルエンジン等の内燃機関に用いられるエンジン予熱用装置。 エンジンの燃焼熱を利用して自らの点火部分(コイル状または棒状の蓄熱部分=点火部分)の赤熱状態を保つ点火栓を言う。 ディーゼルエンジンでは、予備加熱装置として用いられるが、本来は「焼玉エンジン」や「模型用グローエンジン」の点火栓として用いられる。 本来の使用用途の点火栓として利用する場合は、電流を用いて点火栓に内臓されたコイルや棒を赤熱させ燃料に点火し始動する。 一度始動すると、燃焼による熱でさらに赤熱し、次の燃焼に点火する。 この点火栓の特徴として複雑な点火回路が不要で、点火時期の調整が不要で、エンジンの回転が上がればそれにつれてグロープラグの赤熱度も行進し点火時期を早める自己調節機能を持つ。 一般的には、点火部分の材質はニクロムか白金が使用される。 昭和後期まで漁船のエンジンとして利用された焼玉エンジンは、この点火栓を備えており、厳しい環境下でも信頼性の高いエンジンとして利用された。 現在では、模型用エンジンのほとんどがこの点火方法(グロー点火)を利用している。