ハリー・ロビンズ・ハルデマン

H・R・ハルデマン　1971年1月21日

ハリー・ロビンズ・ハルデマン(Harry Robbins Haldeman, 1926年10月27日 - 1993年11月12日)は、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのアメリカのビジネスマン。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業。

広告会社(J・ウォルター・トンプソン）の重役だった「ボブ」ハルデマンは1969年にリチャード・ニクソン・アメリカ合衆国大統領首席補佐官に就任し、すぐにアメリカで2番めに影響力のある人物と考えられるようになった。ハルデマンは、ニクソンの厳しい門衛としての評判を持っていた。

ハルデマンとニクソン、1972年11月21日

彼と、ホワイトハウス職員および国内問題での大統領顧問ジョン・アーリックマンは友人であり親しい共犯者だった。ともに「ドイツ人」("the germans.")として知られたデュオで、ニクソンの大統領職において最も忠実で信頼された補佐官だった。

彼はウォーターゲート事件の重要参考人で1973年4月30日に辞職を強いられた。ハルデマンは1975年2月21日に(犯罪の）共謀で有罪と判決され、刑務所で18か月服役した。