「下降気流」の版間の差分
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何らかの原因で発生した強い上昇気流によって雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような巨大な雲の一種を積乱雲(cumulonimbus)という。雲の記事に載っている雲の分布概念図からも分かるように積乱雲の鉛直方向の大きさは雲の種類の中でも最大なものであろう。また、積乱雲は他にも雷雲、入道雲などの言い方がある。 |
何らかの原因で発生した強い上昇気流によって雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような巨大な雲の一種を積乱雲(cumulonimbus)という。雲の記事に載っている雲の分布概念図からも分かるように積乱雲の鉛直方向の大きさは雲の種類の中でも最大なものであろう。また、積乱雲は他にも雷雲、入道雲などの言い方がある。 |
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2007年8月11日 (土) 08:27時点における版
下降気流(かこうきりゅう)とは何らかの原因によって鉛直下向きに起こる大気の運動をいう。高気圧は通常この下降気流を伴い、それが晴天を引き起こす主な理由ともなっている。また、台風の中心部分でも下降気流が観測されている。同じく積乱雲も発生から約数時間(積乱雲にもよるが)は上昇気流を観測しているが、衰弱期になると弱い下降気流が観測され、積乱雲によってはこの下降気流が極端に強く気象災害を及ぼすこともある(これをダウンバーストという)。下降気流の多くは地上付近で地面にぶつかり風が四方に発散している。
下降気流の発生の原因は様々だが、例えばある種の高気圧を例にとってみると、上空付近の空気が地上付近より冷えており、上空と地上の大気の密度の差で下降気流が起きることがある。 何らかの原因で発生した強い上昇気流によって雲頂が時には成層圏下部にも達することがあるような巨大な雲の一種を積乱雲(cumulonimbus)という。雲の記事に載っている雲の分布概念図からも分かるように積乱雲の鉛直方向の大きさは雲の種類の中でも最大なものであろう。また、積乱雲は他にも雷雲、入道雲などの言い方がある。