「立木」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
新しいページ: ''''立木'''(りゅうぼく)とは、一般に言う立木(たちき)・樹木のうち、立木ニ関スル法律(立木法、りゅうぼくほ...'
 
磯多申紋 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目: 1行目:
'''立木'''(りゅうぼく、たちき)とは、広義には地面に生育している[[樹木]]をいう。また、法律上特定の樹木に関して立木(たちき)と定義して特別の扱いをすることがある。
'''立木'''(りゅうぼく)とは、一般に言う立木(たちき)・樹木のうち、[[立木ニ関スル法律]](立木法、りゅうぼくほう)の適用対象となるう。立木法では、立木とは「一筆の土地又は一筆の土地の一部分に生立する樹木の集団で、その所有者が本法により所有権保存の[[登記]]と受けたもの」のことをいう。

== 日本法における立木 ==
日本においては、一般に言う立木(たちき)・樹木のうち、[[立木ニ関スル法律]](立木法、りゅうぼくほう)の適用対象となるもの立木(りゅぼく)と定義している。立木法では、立木とは「一筆の土地又は一筆の土地の一部分に生立する樹木の集団で、その所有者が本法により所有権保存の[[登記]]と受けたもの」のことをいう。


立木は土地の定着物であり、[[不動産]]とされる。原則として、土地の構成部分とされ、独立の取引対象とはならない。しかし、伐採前の立木のまま取引をする慣行があるため、立木法で[[対抗要件]]として立木の登記をすることにより、独立の取引対象となる。また、立木登記がされていなくても、[[明認方法]]をした場合にも、独立の取引対象となる。
立木は土地の定着物であり、[[不動産]]とされる。原則として、土地の構成部分とされ、独立の取引対象とはならない。しかし、伐採前の立木のまま取引をする慣行があるため、立木法で[[対抗要件]]として立木の登記をすることにより、独立の取引対象となる。また、立木登記がされていなくても、[[明認方法]]をした場合にも、独立の取引対象となる。

== 関連項目 ==
* [[定着物]]

[[Category:民法|りゆうほくほう]]


{{law-stub}}
{{law-stub}}

2007年4月16日 (月) 18:07時点における版

立木(りゅうぼく、たちき)とは、広義には地面に生育している樹木をいう。また、法律上特定の樹木に関して立木(たちき)と定義して特別の扱いをすることがある。

日本法における立木

日本においては、一般に言う立木(たちき)・樹木のうち、立木ニ関スル法律(立木法、りゅうぼくほう)の適用対象となるものを立木(りゅうぼく)と定義している。立木法では、立木とは「一筆の土地又は一筆の土地の一部分に生立する樹木の集団で、その所有者が本法により所有権保存の登記と受けたもの」のことをいう。

立木は土地の定着物であり、不動産とされる。原則として、土地の構成部分とされ、独立の取引対象とはならない。しかし、伐採前の立木のまま取引をする慣行があるため、立木法で対抗要件として立木の登記をすることにより、独立の取引対象となる。また、立木登記がされていなくても、明認方法をした場合にも、独立の取引対象となる。

関連項目