永建級砲艦

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永建級砲艦
「永建」改め「飛鳥 (日本海軍)」
艦級概観
艦種 砲艦
艦名
前級 永翔級
次級 [[]]
性能諸元
排水量 常備:860トン
満載:-トン
全長 68.3m
全幅 9.85m
吃水 4.1m
機関 形式不明石炭専焼水管缶2基
+レシプロ機関2基2軸推進
最大
出力
1,350hp
最大
速力
13.0ノット
航続
距離
-ノット/-海里
燃料 石炭
乗員 140名
兵装 アームストロング 10.2cm単装砲1基
アームストロング 7.62cm単装砲3基
アームストロング 4.7cm単装砲4基
3.7cm(40口径)単装砲1基)

永建級砲艦(えいけんきゅうほうかん、中国語: 永建級炮艦)は、かつて中華民国海軍が保有した砲艦の艦級の一つ。1911年に発注がなされたが、辛亥革命により清朝が倒された為、中華民国に引き渡された。

同型艦[編集]

  • 永建(Yongjian)
    • 1911年 上海江南製造局で起工
    • 1917年 進水
    • 1918年 竣工
    • 1937年8月25日 日本軍の空襲により沈没。その後日本軍が引き揚げる。
    • 1938年10月15日 特設水雷砲艦飛鳥として就役
    • 1940年 第13戦隊が編成され旗艦となる。
    • 1945年5月7日 空襲により沈没
  • 永績(Yongji)
    • 1911年 上海江南製造局で起工
    • 1918年 竣工
    • 1938年10月11日 日本軍の空襲により大破。その後日本軍が鹵獲。
    • 1940年5月22日 和平建国軍(汪兆銘政権)海軍に引き渡され、練習艦海興として就役。
    • 1945年 終戦により国民党海軍に復帰
    • 1949年4月23日 共産党軍に投降。延安として人民解放軍海軍に編入。
    • 1970年 退役

参考文献[編集]

  • 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第14巻 小艦艇II』光人社、1990年。 ISBN 4-7698-0464-4

関連項目[編集]

外部リンク[編集]