市瀬文三郎

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市瀬 文三郎
市瀬文三郎
生誕 1874年11月
長野県
死没 没年不明
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1884 - 1900
戦闘 日清戦争
日露戦争
除隊後 呉服商
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市瀬 文三郎(いちのせ ぶんざぶろう、1874年 - 没年不明)は、明治時代実業家

明治7年(1874年)11月に、3代目文三郎の長男として生まれる。家は澤村屋という呉服屋で、代々大物祝儀小袖の販売をしてきた。幼名を邦次郎といい、後に家督を相続して襲名した。

明治27年(1884年)、日清戦争において補充兵に召集され、東京湾要塞守備にあたる。明治37年(1894年)に日露戦争に際し、重砲兵旅団廠附として従軍し、功を立てて勲八等に叙され、一時金150円を与えられる。

除隊後、実弟・英三と家業を協力して、当時でも有数の呉服店に発展させた。

出典[編集]

  • 八紘社『大日本人物誌』1913年(この記述には、パブリックドメインの本書の翻案を含む。