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吉野山蒔絵見台(よしのやままきえけんだい)は、吉野山の桜を蒔絵で描いた見台(書物を置く台)である[1]。
1873年のウィーン万国博覧会の展示後の帰国時に、日本へ輸送していた船ニール号が、静岡県伊豆半島の沖で遭難し(ニール号遭難事故参照)、この見台は他の多くの美術品とともに海中に没した。18か月後に引き上げられて無事が確認されたため、翌年のフィラデルフィア万国博覧会ににも再び展示された[1]。
- ^ a b “ColBase”. colbase.nich.go.jp. 2024年8月19日閲覧。