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偏析

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

偏析(へんせき:monotectoid)は合金などが凝固するときの凝固形態、結晶組織の一つで、固相α1から固相α2と固相βが形成したときにできる結晶である。 偏析ができるような反応を偏析反応(monotectoid reaction)という。

α2→α1+β

偏晶反応、共析反応とよく似ている。) 固相がα1とα2に分解するが固相βとなるのはα2だけと偏っているため「偏析」という。

状態図

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偏析反応の状態図

出典

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『見方・考え方 合金状態図』 オーム社(2003)三浦 憲司,小野寺 秀博,福富 洋志(著)104-116頁 ISBN 978-4274087448

関連項目

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