リンナンマキ遊園地
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リンナンマキ遊園地 Linnanmäki | |
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所在地 | フィンランド ヘルシンキ |
座標 | 北緯60度11分17.5秒 東経24度56分25.6秒 / 北緯60.188194度 東経24.940444度座標: 北緯60度11分17.5秒 東経24度56分25.6秒 / 北緯60.188194度 東経24.940444度 |
住所 | Tivolikuja 1 |
公式サイト | www |
所有者 | Children's Day Foundation |
開業 | 1950年5月27日 |
開園期間 | 4月 - 10月 |
面積 | 約7.5 ha |
リンナンマキ遊園地(リンナンマキゆうえんち、フィンランド語: Linnanmäen Huvipuisto, 英: Linnanmäki Amusement Park)は、フィンランドのヘルシンキにある遊園地であり、同市の観光地の1つである[1][2][3][4][5]。リンナマキ遊園地とも表記され、また単にリンナンマキ(フィンランド語: Linnanmäki)とも呼ばれる[6][4][7]。
概要
[編集]アルッピハルユ地区に所在する[8]。正面入口の住所は、Tivolikuja 1である[1][3][2]。アトラクションの数は、40を超える[9]。園内への入場自体は、無料である[1]。毎年4月から10月まで開園されている[5]。面積は、およそ7.5ヘクタールである[10]。所有者は、Lasten Päivän Säätiö(英: Children's Day Foundation)である[11][12]。東隣には、文化の家がある[13][14]。西へ1.5キロメートルほどのところにヘルシンキ・オリンピックスタジアムがある[15]。
当遊園地の礎は、子供の日のイベントが企画された1907年にさかのぼる[16]。開園は1950年5月27日であり、フィンランドで最も長い歴史をもつ遊園地である[16][11][17]。当遊園地は、6つの児童福祉団体によって創設された[18]。1957年、この6つの児童福祉団体によって Lasten Päivän Säätiö が組織された[18]。
アトラクション
[編集]- ヴオリストラタ (Vuoristorata)
- ヴオリストラタは、木製のジェットコースターである[19]。「ヴオリストラタ」は、フィンランド語で「山脈道」という意味をもつ[20]。1951年に建設された[5]。コースの全長は960メートルであり、所要時間は2分である[19]。降下する際の最高速度は、時速およそ60キロメートルである[19]。定員は22人であり、身長制限は、140センチメートル以上である[19]。
- ウッコ (Ukko)
- ウッコは、2011年に開設されたジェットコースターである[21][20]。「ウッコ」は、フィンランド語で「雷神」という意味をもつ[7][20]。トラックの全長は150メートルであり、高さは52メートルである[7][21]。最高速度は、時速およそ105キロメートルである[21]。所要時間は1分であり、定員は12人である[21]。身長制限は、140センチメートル以上200センチメートル以下である[21]。
- キンギ (Kingi)
- キンギは、フリーフォールのアトラクションである[22][20]。2014年に開設された[22][20]。高さは75メートルである[22]。降下する際の最高速度は、時速およそ83キロメートルである[22]。定員は24人である[22]。身長制限は、130センチメートル以上195センチメートル以下である[22]。
- ラケッティ (Raketti)
- ラケッティは、1999年に開設された、フリーフォールのアトラクションである[23]。「ラケッティ」は、フィンランド語で「ロケット」という意味をもつ[23]。高さは60メートルであり、所要時間は30秒である[23]。定員は12人である[23]。身長制限は、140センチメートル以上195センチメートル以下である[23]。
- クュオペリンヴオレン・ホテッリ (Kyöpelinvuoren hotelli)
- クュオペリンヴオレン・ホテッリは、恐ろしいホテルの中をコースターで進んでいくものである[24]。「クュオペリンヴオレン・ホテッリ」は、フィンランド語で「幽霊山のホテル」という意味をもつ[20]。2013年に開設された[24]。全長は100メートルであり、所要時間は2分である[24]。定員は40人である[24]。身長制限は、120センチメートル以上である[24]。
- フルヤクル (Hurjakuru)
- 水が流れるコースを、円盤状のボートに乗って進んでいくアトラクションである[20]。「フルヤクル」は、フィンランド語で「恐怖の峡谷」という意味をもつ[20]。1998年に開設された[25]。コースの全長は、370メートルである[25]。ゴンドラの数は10であり、定員は90人である[25]。身長制限は、140センチメートル以上である[25]。
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ヴオリストラタ
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ウッコ
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キンギ
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ラケッティ
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クュオペリンヴオレン・ホテッリ
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フルヤクル
脚注
[編集]- ^ a b c 『地球の歩き方 北欧』 2017, p. 454.
- ^ a b “Linnanmäki Amusement Park”. MyHelsinki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b “HELSINKI ビジターズ・ガイド”. Helsinki Marketing. 2016年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月4日閲覧。
- ^ a b “リンナンマキ遊園地”. VisitFinland.com. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c こばやしあやな. “ヘルシンキ市街で家族で遊べるリンナンマキ遊園地”. オールアバウト. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “ヘルシンキのオリンピック競技場”. コトバンク. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c “【世界のガイド便り】フィンランド・ヘルシンキ 子供も楽しめる老舗遊園地”. 産経新聞. (2018年4月27日) 2020年5月4日閲覧。
- ^ “HOW TO GET TO LINNANMÄKI”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “INFO ABOUT THE PARK”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “Perusinsinööri: "Ahkeruus ei kannata, kun verottaja tulee isoille osingoille - yleissitovuus on työllistymisen suurin este"”. Tekniikkatalous (2018年1月30日). 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b “Linnanmäki (Castle Hill) Amusement Park”. Green North. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “History”. Pelastakaa Lapset ry. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “GETTING THERE”. Kulttuuritalo. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “STURENKATU 4”. Senaatti-kiinteistöt. 2020年5月4日閲覧。
- ^ 『地球の歩き方 北欧』 2017, pp. 432–433.
- ^ a b “TIETOA PUISTOSTA”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ “Linnanmäki is the oldest amusement park in Finland. Deputy Public Affairs Officer Ethan Tabor and his family enjoyed a fall evening at the park in Sep”. U.S. Embassy in Finland. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b “Children's Day Foundation”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d “Vuoristorata”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h こばやしあやな. “ヘルシンキ市街で家族で遊べるリンナンマキ遊園地 2”. オールアバウト. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e “Ukko”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e f “Kingi”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e “Raketti”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d e “Kyöpelinvuoren hotelli”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
- ^ a b c d “Hurjakuru”. Linnanmäki. 2020年5月4日閲覧。
参考文献
[編集]- 「地球の歩き方」編集室(編集)『地球の歩き方 北欧 2017〜2018年版』ダイヤモンド・ビッグ社、2017年6月。ISBN 978-4-478-06052-0。