ヨールキ・パールキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヨールキ・パールキ (ロシア語: Ёлки-палки,「こん畜生」の意味[1]) は、アルカディー・ノヴィコフロシア語版1996年に創業したレストラン・チェーン。現在はランチ (Ланч) 社が経営している。以前の所有者であったアルファ・グループは、2007年に推定7千万ドルで、このレストラン・チェーンを売却した[2][3]2012年、持株会社G・M・R・プラネタ・ゴステプリームストヴァ (Г. М. Р. Планета гостеприимства) がランチ社を買収した[3]

沿革[編集]

1996年12月14日モスクワチシンスカヤ広場 (Тишинская площадь)に、最初の店舗がタバーン(居酒屋)として開業した。当初は、チェーン展開は計画されていなかったが、1997年には2号店が開店した。

現在、モスクワにレストランチェーン35店を展開し、さらにフランチャイズのレストランもある。計画では、20以上のロシア各地の都市にチェーンを広げることになっている。

他のファーストフード系のチェーン店とは異なり、ヨールキ・パールキは、おもに伝統的なロシア料理が中心になっている。レストラン内の飾り付けなども、伝統的なロシアのレストランを思わせるスタイルになっている。

飾り付け[編集]

ヨールキ・パールキのモスクワのレストランでは、編柵、狼の毛皮、猪の剥製、雌鳥や雄鶏などが飾ってある。

脚注[編集]

外部リンク[編集]