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マックホルツ彗星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

マックホルツ彗星(マックホルツすいせい)は、アメリカカリフォルニア州在住のアマチュア天文家、ドナルド・マックホルツの発見した彗星である。

2010年3月現在、マックホルツ彗星という名前がついている彗星が9個、マックホルツという名前が入っている彗星が2個ある。 彼の発見した彗星は、暗いままで、肉眼で見えないような彗星ばかりだったが、C/2004 Q2は肉眼でも見えるほど明るくなった。

マックホルツの名前が入った彗星

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  • C/1978 R3 マックホルツ彗星
  • C/1985 K1 マックホルツ彗星
    近日点がq=0.10AUと小さかった。近日点通過後拡散した。
  • 96P/1986 J2 マックホルツ第1彗星
    太陽に非常に接近する軌道をとる。周期約5.23年の、木星族の彗星。2007年には地球に非常に接近し、最大で2等級になった。しぶんぎ座流星群の母彗星である可能性が指摘されている。
  • C/1988 P1 マックホルツ彗星
    近日点がq=0.16AUと小さく、大彗星になる期待があったが、拡散・消滅し、真っ黒ホルツ彗星と揶揄された。
  • C/1992 F1 田中・マックホルツ彗星
  • C/1992 N2 マックホルツ彗星
    発見後、位置関係が悪く、わずか5日しか観測されなかった。
  • C/1994 N1 中村・西村・マックホルツ彗星
  • 141P/1994 P1 マックホルツ第2彗星
    周期約5.23年の、木星族の彗星。核が分裂しているのが発見された。少なくとも4つに分裂していたが、1999年の回帰の時にはA核とD核の二つのみが確認された。2005年の回帰ではD核は消滅していた。
  • C/1994 T1 マックホルツ彗星
  • C/2004 Q2 マックホルツ彗星
    2004年8月27日発見。2005年1月に地球に接近し、約3.5等まで明るくなった。マックホルツ彗星 (C/2004 Q2)を参照。
  • C/2010 F4 マックホルツ彗星
    2010年3月28日発見。