オールドマン・パー

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オールドマン・パー(英語: oldman par)とは、ゴルフにおける概念ボビー・ジョーンズが著書『ダウン・ザ・フェアウェイ(Down the Fairway)』で記した概念はゴルフの本質を端的に表すものとして語り継がれている[1]

オールドマン・パーはバーディーも出さないが、ボギーも出さない。パーおじさんと各ホールで戦うことこそがゴルフなのだとボビー・ジョーンズは述べている[1][2]

他のプレイヤーと競うのではなく、ゴルフコースのパーとのみ戦うことの積み重ねが自身のスコアにつながるという考え方である[2][3]

出典[編集]

  1. ^ a b 小林一人 (2010年7月22日). “史上最も尊敬されるゴルファーって誰?”. Honda GOLF. 2018年3月14日閲覧。
  2. ^ a b 「ゴルファーが立ち向かうべき「もっとも手強い相手」とは」『イラスト図解版 ゴルフ 10打縮まる心のつくり方 メンタルがぐっと強化される』河出書房新社、2014年。ISBN 978-4309652061 
  3. ^ 安田春雄「戦う相手はオールドマン・パーさ」『俺に訊け! ゴルフ迷路からの脱出術』シティブックス、2017年。