アッシュ・フォーク・ダム
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アッシュ・フォーク・ダム(Ashfork-bainbridge Steel Dam)は、アメリカ合衆国アリゾナ州北部高原地帯、アッシュ・フォーク近郊に位置する貯水を目的とした鋼鉄製ダム。技術者の名をつけてアッシュ・フォーク・ベインブリッジ・スチールダムとも呼ばれる。1976年、アメリカ合衆国国家歴史登録財に指定。
概要
[編集]高さ14m、堤長56m、貯水量3,600万ガロン
歴史
[編集]1897年、付近をアッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道が通過することとなり、駅で必要となる蒸気機関車のボイラー用水および駅が設けられるアッシュ・フォーク周辺の水道用水を確保するために建設が始められた。翌1898年完成。堤防の素材は鋼鉄が用いられ、世界最古の鋼鉄製ダム(Steel Dam)となった。なお、この後、鋼鉄製のダムはアメリカ国内で2つしか作られておらず、かつ、2000年までに機能しているのはアッシュ・フォーク・ダムだけである。1994年の点検では、一部に孔食が見られるものの、機能的に健全という判定が下されている[1]。