ましゅ

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例題
解答

ましゅは、方眼の枠に白丸(○)と黒丸(●)が配置された盤面上に、ルールに従い、白丸と黒丸を通る一つの輪を作るペンシルパズルである。

ルール[編集]

  • 盤面に線を引き、全体で1つの輪を作る。線はタテヨコに引き、マスの中央を通る。1つのマスに通ることのできる線は1本だけ。線は盤面の外に出ない。交差、枝分かれは禁止。
  • 白丸、黒丸があるマスは必ず線が通る。
  • 白丸を通る線は、白丸のマスでは必ず直進する。両隣のマスの少なくとも1つで直角に曲がる。
  • 黒丸を通る線は、黒丸のマスで必ず直角に曲がる。黒丸の隣のマスは直進する。

歴史[編集]

ましゅは、パズル通信ニコリ90号(2000年春号)の「オモロパズルのできるまで」というコーナーにおいて「白真珠黒真珠」というタイトルで発表された。同誌84号(1999年4月号)に登場した「真珠の首飾り」というパズルの改良版として登場している。

96号よりコーナーから独立している。103号で「ましゅ」に改称されている。

「ましゅ」というタイトルは「真(ま)珠(しゅ)」の誤読から生まれている。

いくつかの基本的な解法[編集]

白丸が外周に接していれば、外周の線と平行するように線を引ける。黒丸が隣接していれば、反対方向へ2マス分線が引ける。等々、多数の手筋がある。中盤以降は、線が閉じないよう、スリザーリンクと同様の考え方を用いる場合が多い。

外部リンク[編集]